Daily・・・日々雑感

2007.08.19 (sun)
「食品や生活用品を買うため専用の、商店街でしか使えないような通貨が必要なんだ。
『経済』という一括りの世界では、金だけ集めている人に、庶民は一方的な負けかたをするだけ。
お金は淋しがり屋、なんて言われてるように。
だから、一方でお金集めのグローバルな経済はやっててもらって構わないけど、
そこに巻き込まれない、物々交換レベルの『世界に通用しないお金』の仕組みも一方で必要なんだ。
それが『地域通貨』の役割なんだよね」
久しぶりに顔を出した隣町の地域通貨研究会の飲み会。
コミュニティーセンターの集会室で、一品持ち寄りのおでん食いながら、
団地のオッチャンがこんなことを話してくれる。
すごいなぁ。ホントすごいなぁ。

2007.08.18 (sat)
「足りない、まだ足りない」
足りないものを埋めるために、
いつも気持ちはせわしい。
自分で蹴ったラグビーのボールを、自分でキャッチするために必死で追っかけてる感じ。
なんでかなぁ、と思っていて至った結論、
『なんだかわかんないけど、とにかく前に進みたい』
そういう性格のひとみたい。ワタシ。

2007.08.17 (fri)
自邸(兼事務所)を建てるための土地探しを再開。
パパッと見つけて、来年の夏は新居ですごしたい。

2007.08.16 (thu)
スタッフ・オープンデスク希望の人達全員と会ってみている。
ホント、色んな人が来る。
建築が好きだったけど、設計事務所というところでやっていく自信が持てない人、
お坊さんみたいにキレイ水が流れてるんだけど、建築というドロドロした世界には合わないだろうなという人、
ボーッとして、悲しいくらいに残念な社会人経験者。
最低限の身だしなみってあるでしょ?と言いたくなるような若者。
みんなバラバラだけど、一様に自信がなく悩んだり迷ったりしている。
面接中話しは流れ、いつしか人生相談になっていく。
なーんでこんなにモヤモヤを抱え込むしかないのだろう?若者って。
過去の自分を思い出す。
自信喪失は自分を喪失させる
。 焦りが産む、背中をベトつくイヤぁーな汗の感覚。
何者でもない若者だった。
何者かになりたくて、でも、入口が見つけられなくて、焦った。
何者でもないことに慣れていくのか、
這ってみて初めて草に埋もれた入口を見つけて、顔まで泥だらけになりながら穴にもぐり込んでいくか。
用意されたドアなんて無い。
それがわかったのは、そういえば最近のことかもしれないなぁ。

2007.08.06 (mon)
スタッフとオープンデスク募集のお知らせをアップしました。
興味あるかたはご覧ください。
最近、設計を仲間と共有することの楽しさを、
設計屋仲間とやった吉祥寺のレストランラグーンのリニューアルや、
5月から来てくれた最初のスタッフのおかげで知りました。
やはり自分のやりたい事務所の理想の姿は、
体育会系のようなトップダウンの組織ではなくて、
バンドに近い(ニールヤング&クレイジーホースとかスガシカオ&FamilySugarとかさ)
互いへの敬意で成り立っている共同体なのだという気がします。
さて、そこへ向かう第一歩。
たぶん、今がsurvival designの一番オモシロい瞬間だと思いますわ。
(まぁ、自分で言うのもナンですけど・・・)
バンドだって売れる前の小さいライブハウスでやってたときが一番オモシロイでしょ?
設計事務所未経験の人でもかまいません。見込みがあればグイグイ育てます。
しつこく食い付いてくるガッツのある若者に会いたいのう。

2007.08.05 (sun)
『淋しいと甘えた時代』と感じている。
他人だらけの淋しさが霧のように包んでいる世の中。
いろんな表現者たちをみていると、
音楽は抑揚もなく韻を踏みながら淡々と歌い、
物語たちは日常の些細なズレと小さな幸せをそっと描き、
写真は世界を白く淡くぼかして写し出す。
「淋しい淋しい、・・・でも、いい。
時々小さな優しさも見つかるから」
そんなことを言っている気がする。
毎日洗濯したシャツが着られて
「自分探し」だなんて言ってらる世の中に暮らしている、
そのありがたさはすっかり忘れてしまって、
「淋しい、淋しい」「・・・でもいい」
と、甘えている。
良いとか悪いとか意見するつもりはないけど、
僕は今の時代の空気を、
『淋しいと甘えた時代』そんな風に感じている。
(オレは全然淋しくないけど)

2007.08.03 (fri)
2ヶ月仕事を手伝ってくれた子から「辞めます」とメールが来た。
もうちょっとなんか、
最後に気の効いた言葉でも、優しい言葉でも掛けてあげられたらよかったかなぁ。
もうちょっとなんか、
上手に育てていってあげられればよかったなぁ。
水をあげすぎて枯らしてしまった時の気持ち。
人の使い方を、これでひとつ覚えたわけだけれど、
こんなことを繰り返しながらしか、上手にならないのだろうか。
久しぶりに、かなり凹んだ。
そしてこんな時に飲みに付き合ってくれる陽気で年上の友人は、
ホントにありがたい。
「そりゃぁさぁ、辞める奴はどう付き合ったて辞めんだからさ、
まぁしょうがないよねー」
サンキュウ。
さ、気持ち切り換えていこっと。

2007.08.02 (thu)
だれでも、『自分が普通』だと思っている。
でも、「自分はちょっと特殊な人」だと思っておかないと、
まわりにムリを強要していくことになる。そのつもりはなくても。
中小企業の社長はワンマンだったり、
「オレが若かった頃は・・・」と、押し付けがましかったりする。
僕もいつもそう感じてきた。
いま僕が人を使う立場になってみて思うのは、
いつも、二言目には、「オレ、ヘンだからさ・・・」という前置きが必要だな。
自分じゃ『いつも"普通"をちゃんと維持しようとしている』と思っているだけなんだけど。
でもその維持のために、自分で船を漕ぎ自分で舵も取ってきたというのは、
それなりに、けっこうなことなのだろう。
様々な波の具合や天候や潮やアクシデントに遭い、
そのたびごと、普通でないアドリブと普通でない火事場の底力を出さざる得ない状況のなかで、
やっと普通を維持してきた実績、ということなのだ。
『ボーっと生きてる人の10倍の人生』と、yo-kingは歌っていたけど、
そうなんだ。そういうことなんだ。僕らの普通ってのは。

さて、7月のDailyはこちらか、
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