Daily・・・日々雑感

2007.04.30 (mon)
久ーしぶりに、玄関の砂利をキレイにさらって掃除した。
前回やったのはもう2年くらい前だったかな。
そういやあん時は、なーんにも仕事がなくなっちゃって、
下請け仕事すら、知り合い全員に当たってみてもひとっつも無くって、
でもコドモは乳飲み子で・・・というかなりピンチな時だった。
たぶんハタから見ればスナガはすごく調子のいい時期に見えてたかもしれないけど、
こりゃぁもう廃業するしかないなぁとあきらめるしかないほどキツかった。
ガックリ落ち込んだある日の夕暮れ、気まぐれに玄関の大掃除を始めた
「あーぁ、サバイバルデザインは自分のサバイバルもままなりませんでした」
じゃぁシャレになんないよなぁ。
なんてこと考えながら、3時間ほどのお掃除が終わって、まぁちょっと気持ちもスッキリした。
さて、メールでもチェックしてみるか・・・。
すると知り合いの建築家のかたから「模型をひとつ作ってくれませんか?」とのメールが。
ゲンカンハ シャカイノ イリグチデース 風水とか迷信とかどうでもいいと思っていたけど、(今でもそうだけど)
やっぱり玄関はキレイにしとかないとな。とその時本気で思った。
ちっちゃな模型をひとつ、正月も休まず2週間かけホントに一生懸命に作った。
その後は、また少しずつあちこちから下請けの仕事をもらったり、
サバイバルデザインとしての設計依頼もいただいたりしながら、
今日までまぁなんとか順調にやって来れた。
おかげさまで充実した毎日です。はい。
さてさて先日の3者コンペの結果が、昨日送られてきた。
「選考の結果、須永さんに決定しました」と。
なんとなく、今日玄関を掃除したくなったのは、
まだしばらくワガママに仕事が続けていけることへの、
誰にというわけでもないけど、
お礼みたいなもんかもしれない。

2007.04.29 (sun)
「オレ今日さ銀座行ったから、ついでに服買ってきちゃった♪」
「えっ、な、なにを・・・」
「靴下・・・。ユニクロで」
「・・・はいはい。」
銀座に行ったホントの理由は、MacBookを買うためでした。

2007.04.28 (sat)
何でもないようなことが、ある日突然色見を帯びて無性に可笑しく感じる、
そういう言葉がある。
かつて『クルクルパー』という言葉の味わいにある瞬間に突然気付きノックアウトされた経験がある。
もうひとつ、最近では『バカも休み休み言え』にハマった。
「『バカなこと言うな』とは言わないけど、付き合ってるこっちも もたないから、
せめて休み休みにしてくれないか」という、
このバカを受け入れようという優しさが同時に、
救いようのない追い打ちの切なさとなっていて味わい深い。
それと、さっき思いついたのだが、
きっと誰でも一度は思いついたことがあるだろう、
『小便小僧』がいるなら『大便小僧』も・・・と。
大便小僧。
しかし言葉の上だけでなく、実際に彼のその姿を想像してみていただきたい。
公園に、豪邸のお庭に、待ち合わせの駅前広場に、
小便がチョロチョロ永遠に流れ続けるように、
アレがモソモソ・・・と、
しかも永遠に・・・。
小便小僧、しょうもないB級オブジェだと、あまり深く考えたこともなかったけれど、
じつはTPOを選ばないオールマイティーな存在であったことに、
いまあらためてその偉大さを感じずにはいられない。

2007.04.27 (fri)
ちょっと前に「○○さんという建築家が設計した建物の竣工写真を、須永さんに撮ってもらいたい」
という『お仕事の依頼』が建築プロデュースの会社から来たことがある。
もちろん、お断りした。
こちとらアマチュアカメラマン以下のシロウトカメラマン。
「フィルムを入れ忘れてました」レベルのミスは当たり前に、ある。
それに、(これが決定的なのだが)
自分の建築を撮るのはできるけど、
他人のつくった建築は被写体として全然興味がわかないのだ。
自分でも不思議なのだが、相手が名作建築だったとしても、
「いっちばんいい瞬間を残したい」という気持ちはぜーんぜん沸かない。
風景も、花も、野鳥も、海も、そこにあるものを美しく撮りたいと思うことは少ない。
というわけで、僕はどうも写真好きではないようだ。
我が子のみ可愛くって、よその子なんかウマく撮ろうなんてまーったく思わない、
これはただの親バカなんだろうなぁ。
だからこそ、親にしか撮れない写真もある。・・・とは思う。
ムギューってしてスリスリしちゃうくらい、パパってのは愛おしく、
そしてしつこいのだ。

2007.04.26 (thu)
荻窪でのリフォームの撮影。(名前はまだ決まっていない)
築45年のお屋敷の一部を若夫婦が住むためにリフォームした。
このままでは地震に対しとても弱い構造だったので、
床・壁・天井を剥がし構造用のパネル材を張り、
そのまま下地材をそのままあらわすことにした。
クライアントの要望で「壁の一部とかドアとか、どこかに赤を使いたい」とのことだったので、
かつての間取りの記憶として、露出した柱を赤く塗ることにした。
予算のほとんどが構造補強に食われてしまうので、
もう最低限の安全を確保することに徹して、 仕上材ナシ・断熱材ナシ、極限まで削ぎ落されたリフォームになった。
『住宅としての性能』なんて甘っちょろいことは言ってられない。
建築屋は安全が第一である。
こんな条件の物件にあっても、それなりにデザインってのは成り立つものなのだと、
撮影しながら他人事のように感心してしまった。

2007.04.25 (wed)
いつも体調が怪しくなるとすぐ近くの粥屋にいく。
いくつもの乾物からとった天然ダシで炊いたお粥をすすっていると、
体中の血液が循環し始めるのがわかる。
「ぁあ・・・、生き返った・・・。」
オレじゃなく、カラダがウマいと言っている。
お昼にお粥で少し回復したので、
夜は三鷹駅前のたべもの村へ
ここは『普通のごちそう』がいただけるお店。
とびきりいい素材を使っているという感じでもないのだけれど、
素性の知れた正直な素材を使い、ひと手間ふた手間掛けて正しく調理してあげると、
あぁ日本食ってこんなに美味しいのねぇ、という感じの、
まごころがそのまま味にあらわれている、
赤米のごはんがうまくって、ごま塩掛けるだけで何杯でも食えちゃうんだな。
『命の糧』って言葉を強く感じた、カラダの弱った一日。

2007.04.24 (tue)
新しいデジカメGX100をいじっている。た、たのしい・・・。
3月下旬に発表されて、4月に上旬に予約してから、
毎日毎日kakaku.comの掲示板や、2チャンネルをチェックしてきたこの1ヶ月。
モノが手元にまだない状態をこんなに楽しめたのは、なんだかずいぶん久しぶり。
そういや最近は芝居もコンサートも行かなくなっちゃったし、
新譜をチェックしたくなるミュージシャンもなかった。
心待ちにする、っていう価値を忘れちゃっていたな。
さ、新しいデジカメ生活を楽しむぞ。

2007.04.23 (mon)
僕の親友に、眉を八の字にひそめ、まとわりつくハエや蚊をいつも手で払っている男がいる。
彼は常に小さな厄介事に追われ不機嫌なことが多い。
「イライラしててもいいことないぜ」ときどき余計な言葉をかければ、
「オマエの注文がイチイチうるさいせいだろ!」と言葉は尖って跳ね返ってくる。
彼のカノジョが職場で失敗した日、
メソメソして訪ねてきた彼女を
「ああもう!・・・だから言ったじゃん。こっちだって忙しいんだからそんなの知らないよ」と
彼はそっぽを向いて突き放した。
たぶん一瞬でもいいから「うん。がんばってみたけど、うまくいかなかったんだね。」
と目を見てこたえていたなら、何の助けがなくたって彼女はまた明日も安心して会社に行けたのだろうに。
彼女はギュッと心にフタをして独りのマンションに帰るしかなかった。
彼は頭の回りを飛び回っていたハエだとか蚊だとか煩わしいもののせいで、
たぶんそんな余裕がなかったのだろう。
そんな彼でもやはり僕の親友なのだ。
心根は優しいし、物事を見抜くセンスはなかなかのもの。
だから僕はいつもその男に相談ごとを持ちかける。
真面目に聞いてくれて、一気にモヤが晴れるような素晴らしいアドバイスをくれることもあるし、
ハエと同じように手の甲で追い払われることもある。
「オマエみたいに年中気楽でいられるヤツが、ホントうらやましいよ」
彼からそうよく言われる。
時々、考えることがある。
どうしたら、彼の眉が八の字でなくなるだろうか?
彼を始終困らせてるハエたちがどこかへいなくなってくれれば・・・、
でも、それではダメだろう。
もし彼がハエも生息しないような寒いところへ移住したとしても、
今の彼ならすぐにその寒さにイライラしはじめるだろう。
また、一年中温暖な島に暮らしたところで、変化のない日常にきっと文句を言うのだろう。
問題はハエじゃない。
繰り返すけれど、ホントの彼はホントにいいヤツなのだ。
人を攻撃したりしないし、自慢したりしない。
頼まれたら断れない性格で、人のフォローを影で黙々としていたりする。
ただ残念なのは、本人が「いつも困っている」そのことだけのなのだ。
ハエだの蚊だのにイライラしている姿は、見ていてホントにもったいない。
日常を常に取り巻く雑多なことたちが、気にならなくなるか、一緒に遊べるようになるかすれば、
24時間という持ち時間はもっとゴキゲンなものになるだろう。
彼のことだから、眉が八の字でなくなったら、
きっと素敵な人たちが、今よりもっともっと寄ってくるだろうに、
今はまだずいぶん勿体ないことをしているなぁと思う。
彼とはもうずいぶん長い付き合いになる。
それなのに、僕はいまだに気の利いた言葉のひとつも掛けられないでいる。

2007.04.22 (sun)
ozoneのプレゼン提出が終わり、開放感♪
模型を並べてみると笑っちゃうくらい三者三様でお見事。
写真を撮っておけばよかった。
ひとりは村野藤吾の谷村美術館みたいな土のかたまりと坪庭で構成し、
もうひとりはオーソドックスな切妻屋根の中に手堅く間取りを落し込んで、
ワタシは3m×14mの長ーいワンボリュームの箱の中に段々畑のような床の連続をつくった。
ちなみに作品タイトルは『slow step』(正しくは"steps"かもしれない)となりました。
さーて誰が選ばれるのかは2週間後。
縁があるといいなぁと思う。
が、ここまで三者三様にバラけていると、
もし選外となっても、ある意味気持ちがいいかもしれない。
そして、夕方からオープンハウスへ。
なんと建坪が7帖!の家。『塔の家/東孝光』よりも小さい。
こういう冗談を超えた建物は人を元気にしてくれる。
帰宅して夜皆が寝静まってから楽しみにしていたGX100をいじろうと思っていたのだが、
メールチェック中に意識が飛び飛びになり体力の限界。
強制終了。おやすみなさい・・・。

2007.04.21 (sat)
夕方、「キンコーォン♪」と幸せのチャイムが鳴った。
佐川急便のおじちゃんが待望のデジカメGX100が届けてくれた♪
が、カミさんにとり上げられてしまった・・・。
はいはい。確かに遊んでるヒマはありません。
あしたのプレゼンが終わるまで。終わるまで。
ちなみに、『ガリバートンネル』の名称は却下。
いじっているうちに外観が更にシンプルになってきたので。
『段々畑の家』
『棚田トンネル』
・・・んー、イマイチ。
ま、明日までにはなんか思い浮かぶでしょう。

2007.04.20 (fri)
友人に応援をお願いして、最後の追い込み。
住宅コンペの場合は、仕事に結びつくかどうか、こればっかりは予想がつかない。
自分の住まいを依頼するというのはとても私的なことだから、
決め手になるのは案そのものよりも、案等に滲み出る人としての価値観の方だろう。
お見合いコンペには、「案がよく出来てる」以上に重要な選考要素がある。
『価値観を共有できそうか』その見極め。
「選ばれるかなぁ」なんて考えててもしょうがない。
縁ですもの。一番自然な相手に、なんとなく落ち着く。それがいちばん素敵なことよ。
あとはもう邪念は捨てて、自分が後悔しないために精一杯やるだけ。
実施になっても、提案だけで終わっても、
もちろんこの案も作品としていずれWorksにアップします。
名前は・・・なんだろう?
『ガリバートンネル』かな??

2007.04.19 (thu)
長いパンは、こうやって真ん中のヤツから消費していき、
両サイドのヤツは最後まで残しておく。
こうやって食べていけば、切り口の白いふわふわしたところがいつも乾燥しなくて良い。
そんなことに、31年目にして気が付くと、
これまた新鮮なものである。

2007.04.18 (wed)
あの屋根用のパネル材、いい材料だから壁でも使えないかなぁと思って、
その建材メーカーにコンタクトをとってみたところ、
はるばる近畿の方から開発部門のかたが来てくれた。
(遠いところを本当にありがとうございます。次回はzeppelinの話しを。
名古屋にcinnamonってバンドがいてですねぇ・・・)
構造的なこと・防水のこと・結露のこと・現場での施工性などなど、
いろいろ話し合ってみて、お互いの考えがうまく合致しそうなので、
うまくすると現在ちょうど開発中の材料をモニターとして使わせていただくことができるかもしれない。
これとは別にじつはもうひとつ他のメーカーからも、
外装の仕上材の新たな使い方のモニターとして材料提供してもらえる可能性がある。
工事予算のキビシイ物件でも、こうしてアイデアを提案し積極的にメーカーと共同していくことで、
坪単価以上の建築をつくることができる。
「クライアントからの注文に応えた設計をして、はいオシマイ」という輪の閉じた仕事でなく、
『世の中に提案していく』ってのも我々の職能なのかもしれない。
お仕事の幅というのは自分次第で、グングン広げていけるものなのだなぁ。
もし今回うまくいけば、なんだかんだで100万円〜200万円分の建材を
提供していただけることになるんじゃなかろうか。
ふふふ♪
建主のKさんの「いい建築にしたい」という思い入れ、
工事費を少しでも多く工面しようと一生懸命がんばってくれてる姿、
それを知っているだけに、こちらもなんとかしたいという気持ちになるってぇもんだ。

2007.04.17 (tue)
先日、帰り道で見つけた風景。
魚拓ならぬ『家拓』
慌ただしい合間を縫って出掛けた知人のオープンハウス。
行って良かったなぁとしみじみ思う瞬間です。
(えっ!?オープンハウスの方の感想は?)

2007.04.16 (mon)
このところ僕と同世代の若い家族の新築の設計がいくつか続いている。
最近感じるのは『核家族』という家族形態がいっときの幻想で、
すでにほころび始めているということ。
建物の寿命が仮に40年だとして、
その間に家という箱の中では様々な家族形態が発生する。
たとえば、ある30歳の夫婦ならこんな展開があり得るだろう。
最初『夫+妻+赤ちゃん』 (微笑ましい家族だよねぇ♪)
3年後『夫+妻+幼児+赤ちゃん』 (にぎやかになるね。元気が一番)
8年後『夫+妻(仕事)+小学生+幼児+母(夫の)』 (気を使いながらもうまくやってほしいな)
12年後『夫+妻+中学生+小学生+母』 (思春期ゆえの摩擦もあるんでしょうな)
15年後『夫+妻(パート)+高校生+中学生+母』 (それぞれに孤独な時間が必要でしょう)
20年後『夫+妻+大学生+高校生+母(要介助)』 (お母さんの身の回りのことをなるべく自分でできる家だといい)
30年後『夫(退職)+妻+成人未婚+成人未婚+母(要介護)』 (介護する人・される人の体と心の負担を最小限に)
40年後『夫(老人)+妻(老人)+成人未婚+母(寝たきり)』 (疲れたときに、せめて癒されるような美しい空間か)
・・・どうだろう?
我が事として想像してみてくださいな。
じゃぁ、これらの変化に対してどんな箱(住宅)を用意しておけば?
『若い夫婦が建築家に頼んで家を建てる』そこにはきっと夢がいっぱいだろうけど、
人生という現実は想像以上にしょっぱそう。
「その時々で増改築」というのも考え方だけれど、
これから35年ローン+子育て+介護が始まるのだから、
満員でもなんとか20年はやり過ごせる程度に息苦しくない箱にはしておきたい。
少子化・高齢化・景気停滞・財政難・福祉削減・在宅介護・環境破壊・温暖化・首都圏直下地震・・・。
マジメに考えれば考えるほど、なんだか見通しの暗い2007年の日本で、
それでも建築にできることを僕らは今考えておかないと。
初詣でお賽銭500円で世界平和を祈っちゃう善意も否定はしないけど、
せめて自分の知人くらいは本当に幸せでいてほしいなぁと思うのがやっぱ人情でしょ。
建築家の多くは、カッコいいだけの上っ面のデザインを好き勝手にやってる訳じゃぁないのよ。誤解されてるけど。
人生とか街とか地球環境とかまでマジメに考えながら、
それらをひっくるめて解決してくれる美しい一滴の真理、
そんなデザインがあると信じて、辿り着こうと試行錯誤を繰り返している。たかが一軒の住宅でも。
でも、そこまでイッちゃってるバカなんだぜ。ははは、オモロイだろう?
さてさて、そんな事をふまえつつ、一件プランをまとめなくっちゃ。
今週末までに間に合うのか??オレ・・・。

2007.04.15 (sun)
レストランの設計のために、
まずは食べ歩いている。
前から気になっていたお店、
お薦めされたお店など。
でも、『人気のあるお店が、ウマいとは限らない』んだね。
仲間と楽しく話しをするためであったり、
もてなされる満足を味わうためであったり、
話しのタネだったり、
時間を過ごすためだったり、
胃袋を埋めるためだったり、
ちょっと小綺麗なだけだったり。
お客さんがお店に求めるものは様々で、用途に応じて使い分けているのだ。
さてさて、僕が設計することになったお店は、幸いなことにスゴくウマい。
7年ほど前から「吉祥寺で本当に美味しいところってココくらいしか知らないなぁ」
と、時々食べに来ていたレストラン。
上品な味付けの料理、素朴なオーナー、ゆったりと流れる時間、
たぶん、この店を知る人は皆『吉祥寺の私の隠れ家』と言ってることだろう。
いいお店だから、何も手を加えなくたっていいのだけど、
ここで11年目のリニューアルをすることで、
いままで「ちょっと入りにくいな」と感じて素通りしていた人にも、
気軽に入ってもらえるような少し爽やかな雰囲気になって、
オーナーの素朴で上品な料理を知ってもらうきっかけづくりができればと思う。
元々の料理がすんごく美味しいのだから、料理を邪魔しないようにさりげない居心地さえつくればいい。
いわゆる『店舗設計』のようにデザインでゴテゴテ頑張る必要はぜーんぜんない。
僕の仕事はいつもクライアントに恵まれているな。

2007.04.14 (sat)
お手伝いしてくれるかたを募集します。
おかげさまで最近すこしずつサバイバルデザインの仕事が増えてきました。
須永ひとりではきつい場面も時々出てきまして、
だれか手伝ってくれたらなぁと思うことがあります。
(今月もさぁタイヘン・・・)
現時点では、完全なスタッフとしてフルタイムで活躍していただくほどでもないので、
まずは時々のお手伝いから参加していただけるかたを探しています。
骨のあるかたであれば、特に資格・経験・条件は問いません。
(・・・あの、レントゲン写真とか持ってこないでくださいね。そういうの好きですけど)
学校に通いながらとか、他で勤めながらとか、SOHOでとか、有りです。
興味がありましたら、まずはこちらまでsd@sunaga.orgご連絡ください。

2007.04.13 (fri)
小学校時代の同級生と17年ぶり?20年ぶり?の再会。
mixiが取り持った不思議な縁。
片や建築家になっていて、
片や建材の広告雑誌を発行してる出版社に勤めるようになっていた。
「なんか絡んでいけそうだね」ということで会ってみた。
思い出話しは、会って最初の3秒。
一目見て「うわぁー!、全っ然っ変ってないねぇ!」なんてお互いに笑い合っただけで、
あとはズーッと建築関係の話しで、アッと言う間に時間は過ぎていった。
こういう会い方、僕は楽しい。
過去の話しより、これからの話しができる関係がいい。
いま僕がホクホクした気持ちで満たされてるのは、再会が懐かしかったからではなくて、
良くも悪くも気心が知れちゃってる相手と、
これから新しい企みができる可能性を感じたからだろう。
男の子にとっては、遊びもスポーツも仕事も、
どれも同じようなものなのかもしれないな。

2007.04.12 (thu)
朝いつも、トイレで大っきい方をしながら、本を読みながら、歯を磨いてたりする。
典型的な時間貧乏。
ふと気がつけば、いつの間にかずいぶん爪が伸びていた。
風呂上がりに切ろうかな。ついでに溜まっていた雑誌でも読みながら。
・・・と思ってやってみたら、これは無理だった。
耳掻きと違って爪を切るのには目も必要なんだな。
『ながら爪切り』というのはできないのだ。
時間がもったいないので、勢い良くパチッパチッパチッと切りながら、
『爪切り』と『スピード』は似合わないなぁと思った。
日本の父ちゃんの日曜日、
陽の当たる縁側で新聞紙を敷いて足の爪を切る。
・・・チョッキン、・・・チョッキン
盆栽の手入れをする。
・・・チョッキン、・・・チョッキン
床屋に行って首からシートのテルテルボーズ姿で
・・・チョッキン、・・・チョッキン
「伸びたものを切る」っていうのは
ヒマとか余裕とかダラダラとか、
なんかそういうものを象徴する行為なのかもしれない。

2007.04.11 (wed)
「得してる」って日常生活で普通に使うコトバではあるけど、
よく考えてみると、『得』って比較の問題。
定規みたいなもんだろうか。
もうひとつの価値として『幸せ』ってのがある。(うわつく語感はキライだが)
こちらは感じ方の問題。(で良いかな?)
定規というより、『壷』だな。
そんなことをなーんとなく考えていたら、
『得』に釣られて生きてたら、ずーっと幸せにはなれないんだろうな、
という結論になった。
この思考の過程は訊かないでください。
書くとすごく面倒なので。
「得は定規、幸せは壷」これだけです。
(・・・あ、あの、まぁわざわざ書くまでもないと思いますが、
「幸せの壷」を買いましょうとかいう話しではまったくありませんよ)
あ、そうそう、源宗近の新味、食べてきました。
今回は塩。感想は「味の違いはよくわからないけど、ウマいということだけはよくわかる」。
スナガ舌の太いセンサーでわかるのはそこまでです。はい。
バージョンアッップ前もかなりうまかった。し、後も確実に んまいっ!
さ、明日は醤油を食べてみよっと♪

2007.04.10 (tue)
きのう保育園をさぼっちゃった。
「ヤダヤダヤダ!ほーくえん いかないー!」
「・・・じゃぁさ、お荷物を置きにだけさ、行ってみようか」
「おにもつだけ?・・・うん」
「あ、ほら、お友達が先生と砂場で遊んでるよ。オマエも一緒に遊んできたら?」
「あそばないっ。かえっちゃうもん。おにもつ おきにきただけっ」
「あそ・・・。今日さ、お父さんウチでズーッとお仕事だよ。
だからウチに帰ってもオマエとは一緒に遊べないからツマンナイと思うよ。
保育園ならいーっぱい遊べるのに、それでも帰りたいの?」
「おうち かえっちゃうの。」
「・・・・・・わかった。じゃぁ今日だけだぞ。明日はちゃんと保育園に来てみんなと遊ぶんだぞ」
「うん」
「今日おウチ帰っても、一人で遊べるか?」
「うん」
「そしたら毎日ちゃんと保育園に行けますか?」
「うん!」
「わかった。・・・じゃぁ先生、そういうことで今日はお休みさせてください、すみません。
また明日からよろしくお願いします」
5日目にして登園拒否。そして許可する親。
いやぁ・・・甘いダメな親だと思われてるでしょうね。
でもねぇ、親の都合でムリヤリ押し込んでフタしちゃえっての、イヤなんだよなぁ。
(まぁ、昨日はウチで仕事できる日だったというのもあるけど)
保育園からの帰り道、木々の緑がまぁ鮮やかに見えたことっ!ははは。
エスケイプの幸せな爽快感だねぇ。
あ、もちろん今日は元気よく保育園に行きました。
頑固だけど、理屈は通じるヤツに育ってくれて、トーチャンは嬉しいぞ。
逃げ道はちゃんとあるから、さぁ、思い切って遊んでらっしゃい。
世の中は面白いぞ。

2007.04.09 (mon)
今思えば、自民党に公明党がくっ付いたあの瞬間は、
じつは100年の歴史で振り返ってみたときに、
戦後最大の大事件と言われるようになる気がする。
あのときは「セコいなぁ、そんで形勢悪くなったら次は民主党とくっ付いたりもするんじゃないの?」
なんて、冷やかしていたけど、
平和な日本での投票率50%程度の多数決では、
特定の熱心な人たちがテコの原理として充分な機能を果たしている。
『権力を握った者が、いつまでも強い』
そんな世界、おらぁイヤだな。
そんなに悪くない日本だと思うけど、そんなに良くもない現状だと思っているよ。
投票に行かないあと半分の人たち、どう思ってるんだろう?
あ、また余計なこと書いちゃった・・・。

2007.04.08 (sun)
源宗近が新味にバージョンアップすると聞いていたので、
じゃぁその最後の日と最初の日に行ってみよう、とイジワルな客になってみた。
本日バージョンアップ前の最終日。
っあぁー!、今日も っんまかった。
もう、一生この味を超えるラーメンには出会えないかもなぁと思っていただけに、
んー、・・・ちょっと残念なような、
でも、新味の初日が楽しみなような、
小学校の卒業式みたいなちょっと複雑な気持ち。
ところで都知事選なんですが、
なんだかワタシ、11年有権者やってきて自分の投じた一票が行政に反映されたことが一度もないのですが、
これは、ワタシが世の中とズレてるんでしょうか・・・。
(それなら、まぁ・・・いいんですけど)
一度でいいから「意が通った!」という喜びを味わってみたいもんですなぁ。

2007.04.07 (sat)
建築道場の後の飲み会で、
「ところで黒川紀章に投票するか?」という話しになった。
んん・・・・・・コレハ ムズカシイ モンダイ。
でも、
確かにマニュフェストを読むかぎりは、
都市の緑化・環境との共生など、
建築界の住人なら当たり前に共感できる共通言語がいっぱい並んでいる。
なるほどなぁ・・・。
『建築や街は、人を豊かにも虚しく貧しくももさせる』
それを無条件に信じている人種が、設計屋というものなのだなと気が付いた。
普通は政治家は福祉とか予算とか、
『人間のシステムや序列』の話しをしたがる。
きっと「いい仕組みが整えば、いい社会になるんだ」と無条件に信じているのだろう。
環境に夢を見る幼稚な人種と、システムに解決を求めるリアリスト。
やっぱり僕は、環境(建築・街)に夢を見ていたいなぁ。
だって、人間はコロコロ変わるんだもの。
『仕組みという約束事』はいつでも簡単に反古にされる。
(なんてこと書くと、「建築や環境は負の遺産にもなるじゃないか」
という反論もされそうだ。ま、それももっともだが)
さて、じゃぁ都知事選で誰に投票するかとなると、これはまた別のモンダイだ。
一位のオジサンだけが勝者になる、親の総取りみたいな選挙。
誰を信任するのかというだけでマジメに投票しても意は通らない。
たかがイチ有権者も、けっこうアタマを使う。

2007.04.06 (fri)
眠い・・・。
きのうAM1時過ぎまで、
「このレストランをどんな風にリニューアルしていこうか」
とおいしい料理をいただきながら、打ち合せというか、仲間と作戦会議をしていた。
考えれば考えるほど、
これは単なる店舗のインテリアを仕上げれば良いということではないのだと気付かされる。
お店だから当然新しいお客さんにはグッと魅力的に映ってほしい。
でもここはオーナーシェフの人生そのものであり、常連さんの大切な隠れ家。
儲かりゃ成功ってことではまーったくない。
吉祥寺にはいろいろお上手な店は飽きるほどある。
でも、本当にいいお店はじつは少ない。
そんな吉祥寺の片隅で10年以上地元の人たちに愛されてきたこのお店、
さてどうリニューアルさせるのが最良か、
この設計はもしかすると住宅より難しいかもしんない。

2007.04.05 (thu)
4月の建築道場のご案内です。
もし興味がありましたらどうぞ。
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【 第3回 本 能 と 文 化 】
夢の21世紀になっても、私たちは銀色の全身スーツは着ていなかった。
安全と便利を造り出した現代生活にあって、さて今何を取り戻そうとしているのだろう?
■1.風呂、メシ、寝る、民族と空間性
風そよぐ丘の上か、会議室の片隅か、オニギリはどこで食べるかで味が変わる。
根源的な行為、それにふさわしい場とは?
■2.身体性に還る、温熱環境の技術
『箱の家』の完成度の一方で、手塚夫妻の薪ストーブの人気は高い。
エアコンと風通し、気密化とキレイな空気、
相反する要求のなかで、『機能』の意味が少し変わってきているのではないだろうか?
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2007.04.04 (wed)
リコーのデジカメGX100をソフマップで予約した。
どの店で買おうかずいぶん迷ったが、
値段は、ポイント等を考慮すればどこも同じようなものなので、
決め手は延長保証だった。
ヨドバシ、ビックカメラ、さくらや、カメラのキタムラ、ソフマップを比べた結果、
5年保証がつけられて、自然故障は5年間100%保証してくれて、
落下等の破損でも50%から20%の保証が利く。
打ち合せに、現場に、散歩に、旅行に、運動会に・・・。
デジカメは外出時は常に携帯しているので壊れる可能性『大』だし、
GRデジタルは自然故障もかなり多かったようだし。
はぁぁ・・・。
早く触りたいなぁ。
あと2週間。あと2週間。

2007.04.03 (tue)
きのう現場から帰ってきて、午後から頭痛が酷くなりダウン。
先日の通院で主治医の先生にした質問が頭をよぎる。
「先生、僕は東洋医学で言うと、『於血』『血虚』のどちらになるんです?」
「どちらっていう以前の問題で、あなたは体が虚弱なの。
エネルギーが、気が、全然足りてない状態。
だから『於血』もあるし、とーぜん『血虚』だし。」
「・・・・・・。」
今シーズン風邪も5回目を数えると、
さすがに『規則正しい睡眠』『日々の運動』をこりゃぁちゃんと実行しなきゃイカンかなぁと反省もする。
スイカを欲張って食って、下痢してから便器の上で神様に謝っていた少年時代を思い出す。
三つ子の魂百までたぁ、よく言ったもんだよまったく・・・。

2007.04.02 (mon)
柱を赤く塗ってみたら、なーんか違う・・・。
オモチャみたいなチャチっぽさになってしまった。
『血のような赤』をイメージしていたのだが、
メーカーに調合してもらった塗料が、こちらの指定した見本とビミョーに異なっている。
それはもう、誤差の範囲と言わざる得ない本当に微妙な誤差ではあるのだが、
そこはもう気心知れてる塗装職人さんなので、
その場でパパっと黒をいれて調色してくれて、見事な『血のような赤』に。
その場にいた、ワタシ・クライアント・現場監督・建具屋さん、
みんなして、「うんうん。この色だよね」
これ、「デザイン屋だからわかる色の違い」じゃ、ないんですよ。
見れば誰でもわかるくらい、印象がガラッと違う。
でも、色そのものは、本当にわずーかな差でしかない。
色って怖いねぇ。
あ、一応書いておきますが、
このDailyですが、始まってから今までそしてこれからも、
須永豪が書いております。
(そりゃぁ、ライターでこんなにヘタだったらマズいでしょう)
エイプリールフールのシャレだということを、解説するのもまったく野暮でしたね。
では、今後ともよろしくです。

2007.04.01 (sun)
新年度にワープです。
みなさん初めまして。
今日からこのDailyを担当させていただくことになりました。
前任のライターさんが毎日ちゃんと書かなくなり須永氏から解任されたため、
わたくしが3代目のライターとして、須永氏の書きそうな日々のどうでもいいことを、
替わって書き綴っていこうと思います。
こういったゴーストライターとしての仕事は不慣れなため、
皆様には何かと見苦しいこともあるかもしれませんが、
おつきあいのほど、どうぞよろしくお願いします。
桜も満開で素晴らしい新年度のスタートですね。
こういう社会的区切りの日に、
冗談の日が制定されていることに人間というものの懐の深さを感じます。
ヤッホー新年度!


さて、3月のDailyはこちらか、
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