Daily・・・日々雑感

2005.06.30 (thu)
「見つけてくれてありがとう」という気持。
インターネットの洪水の中から、ウチのHPを、須永豪を、
見つけてくれてありがとう、というより他にない。
『探せそうで、見つけられない』のがインターネットの検索機能で、
まだ他にもいる(ある)かもしれない、という消化不良ばかりがいつも残るものだが、
僕らのようにHPを開設して、必要とされるのをひたすら待つしかない身からすると、
「こんな設計屋を探している人がきっとこの世のどこかにいるはずだ。おーい、見つけてくれーぃ」
という気持がいっつもある。
今日、また新しい建て主さんと会ってきた。
そんなわけだから、いま「見つけてくれてありがとう。」という気持なのだ。

2005.06.29 (wed)
最近、人に自分の意見をしゃべることが多い。
今日もそうだった。
自然塗料メーカーのかたが訪ねて来た。
本当は向こうが営業で商品の売り込みに来ているはずなのに、
僕の方が随分たくさんしゃべっていた。
もともとおしゃべりな方ではないし、しゃべることが快感だって事くらいは、いちおうわかっているつもりだから、
人と会ったときは聞き役に廻るように心がけている。
それに、相手の内なるものを引き出して、自分の生き方の参考になりそうなことを見つけていくのを
楽しいと感じるタイプでもある。
であるのだが、今回のかたはなんだかこちらの話を聞きたがっているようにも思えたので、
自分の考えを色々と話した。
最近、僕の話を聞こうとしてくれる人が急に増えた気がする。
いつぞやの屋根メーカーだったり昨日のインターネットのことだったり、今日の営業の人だったり。
でもなんか、危険だなぁと思う。
自分の中にあることを外に出していくことはとても気持がいいけれど、
その場で、自分が言葉を吐いた分だけ、人の話を聞くチャンスを逸しているはずなのだ。
いい気になってしゃべりすぎると、学習がおろそかになる。
話したがりのオヤジにならないように、気をつけようっと。

2005.06.28 (tue)
アドバイザーとして呼ばれる、というのはすごく光栄なことだが、
プレッシャーでもある。
「こういうこと、どう思います?」って問いに、その場で瞬時に答えていかなくてはいけない。
YESかNOか、なぜNOなのか、ならばそれに変わる代案は、
YES・・・でも本当にYESでいいのか?、もっと良くなるんじゃないのか?
自分の中からもいくつも疑問が湧き出し、相手の質問に答えながら、自分の疑問にも答えを出していく。
モヤモヤしたイメージを、なんとか相手に伝わるように、いくつも言葉を探しながら。
議論の中身はあちこちに飛ぶし、その場でどんどん発展もする。
こういう場面で、僕も仕事として呼ばれている以上お金もいただいている。
でも、いただいている以上は、相手の役に立つような提案ができなくてはいけない。
だから行く前はすっごく不安になる。
不安になるから一応は予習らしきことをして、自分を誤摩化す。
話をいただいてから、実際のその日まで、
なんとなくテーマを頭の中で転がしていると、日常のふとした習慣になにか思いついたりする。
思いついたことを書き留めておくと、またそこから次のことが思い浮かぶ。
それでちょっと安心する。
でも、だからといってそれが当日に役に立つともかぎらない。
始まってしまったら、もう準備したことにはこだわらずに、その場その場で対応する。
こういう仕事はまさに『アドリブ』。
今日あったのはインターネットのポータルサイトの打ち合わせ。
僕の本職とは畑違いのはずだけれど、まぁなんとかなったようだ。
それなりに喜んでもらえたみたい。
ホッとして、ウチに帰ってきたらドッと疲れが出た。
その場ではテンションが上がっているから気が付かないけど、
アドリブは、集中力と反射神経を極端に使う。
その感じはスキーにも似ている。
ある一定のスピードで滑りながら、
次から次へと目の前に現れてくるコブをなんとかやっつけて、
転ばないように跳ばされないように、でもスピードも失わないように切り抜けていく。
緊張感と疲労があるけれど、でもうまく切り抜けたときの爽快感はたまらない。
アドバイザーの役にも同じような爽快感があって、だからやっぱり楽しい。

2005.06.27 (mon)
森に浮かぶ家の床ハッチの詳細図を徹夜で描きあげ、
ギリギリ午前中にメールで編集部へ送り、
長かったお祭りが終わった。
ワタシ、ヘトヘトでボロボロ。
バッタリ床につき、気絶するように就寝。
夕方起きて、久方ぶりにプールに行ってきた。
なんでだかワカランが、こういう「抜けたぁ!」って瞬間には、
決まって泳ぎたくなる。
富士山の件といいプールといい、
max超えてあっぷあっぷの時にかぎって、
更に自分を追い込むような事を仕掛けて、おもしろがっていたりする。
人間には破滅願望があるのかなぁ・・・。

2005.06.26 (sun)
家族写真って・・・なんか、いいなぁ。
リフォームの物件が完成して、今回も写真家の和田高広さんに撮影をお願いしたんだけれど、
せっかくだからその新しい家で、建て主さん一家の家族写真も撮ってあげてくれませんか?と
図々しくもお願いしてみたら、ありがたいことに快く引き受けてくださった。
家族で並んで腰かけて、
「はーい、カメラを見て」「あ、ネコちゃんが向こう向いちゃった」
「もうちょっと寄り添ってみて」「緊張しないでラクに笑ってー」
なんてやりながら、家族は照れた含み笑いをしたりして、
何十年も一緒に暮らしてきたいつもの顔ぶれなのに、こんな場になると妙によそよそしくなってみたり。
僕は今まで「かしこまった家族写真はダサイ」と思い込んできたけれど、
いやぁ、今日見てたら180度考えが変わってしまった。
心の底から、すっごく羨ましかった。
家が新しくなって、そこに家族が集まって、その瞬間を写真というかたちで、
永遠に時間をパックする。
幸せってこういうことなんだなぁと、思った。
それにしても、今回のは贅沢なはなし。
だって、街の写真館のオヤジがシャッター押してるわけじゃなくて、
マジで芸術写真を撮ってる人がわざわざやって来て、我が家で家族写真を撮ってくれてるんだもの。
いいなぁ・・・
ウチもあんな風に撮ってもらいたいなぁ。
『自分とカミさんと子供と』『自分と、自分の両親と』
両方とも、いつか自宅で撮れるようなチャンスがあるといいな。

2005.06.25 (sat)
もうなんだかお祭りみたいな状態である。
年に1・2回、本当に死んじゃうかもしれないほど恐ろしい忙しさの時期というのがあって、
いまがその佳境。
前にも書いたけど、ゴールデンウィーク前から休みなし。
加えてここ一ヶ月まともな睡眠もなし。
毎日毎日グチをこぼしながらボロ雑巾みたいなカラダを引きずって、ふと気が付いたのだが、
5時間睡眠と4時間睡眠の違いは、よく考えてたら一時間・・・じゃぁない!
睡眠が1時間減れば、活動している時間が1時間増えてるはず。
ということは、差は2時間分。
普段6時間寝ていたところ、3時間しか寝れない日が続けばその差はいったいどれほどになるのか!
・・・。
変なことに気が付かなけりゃ良かった。
それがどんなに正当な理屈だからって、どうせ終わるまでは休めないんだから。さ。

2005.06.24 (fri)
富士山に行くことになった。
数年前から富士山にだけは登りたくて、一緒に登ってくれる人いないかなぁと思っていた。
もともと山登りの趣味も経験もない。
富士山だから登りたいだけ。
そういやイタリアを廻った時にも、その街その街で一番高い塔には必ず登った。
そういうタイプである。
さて富士山、今回けっこうオモシロイ企画にのっからせてもらうことになった。
インターネット上のコミュニティサイトで集まった、まだ顔も知らぬひとたち。
共通点は『1975年生まれ』というだけ。
わーなんかドキドキしちゃうな。
富士山登れるだけで興奮なのに、一緒に登るのは全員初対面。
というわけで、7月17・18日、サバイバルデザインはお休みをいただきます。
どんなことがあろうと、この日だけは休ませてください。
よろしくお願いします。
さーて、何を準備したら良いのだろう。
雨具、靴、杖、酸素ボンベ、防寒具、
・・・練炭。イヤ、それは違う。

2005.06.23 (thu)
先日の屋根の座談会は、
僕ら設計屋同士ではいつも話しているようなことで、
取り立てて大した話をしたつもりもないのだが、
それが、メーカーの方々にとってみれば、ずいぶんな刺激だったようである。
こういう機会で、大企業のけっこうなポジションの方々と話しをしてみて思うのは、
「もっと自分のところの若い社員と、じっくり話をする機会を作っては?」ということ。
僕らの考えているようなことは、きっと若者ならだれでも肌で感じていることであって、
そんなに珍しいことじゃないと思うのだ。
違いは「感じていることを言葉にできるか」「キツいことも言っちゃえるか」というくらいで、
自社の若手社員だって、じっくり話を聞いたらたぶん僕らと同じこと言うだろう。
メーカーの方々は、僕らの言うことを「私達の進もうとしていた道とまったく反対だ・・・」
というカンジである意味ショックな言葉として受け止めていたようだけれど、
きっとあの場に各部署の若手社員が参加できていたなら
「そうそう、そうなんだよ設計屋さん!」とヒザを打っていたに違いない。
こんどこういう場に呼ばれるときは、「若い人も連れてきて」とリクエストしておこう。
柔らかく新鮮な才能をもつ人たちが、グングン伸びていける世の中であってほしい。

2005.06.22 (wed)
わかる人は、わかってくれるものなのだなぁ・・・。
しみじみ、そう思う。
最近、あちこちからよく声がかかるようになった。
建築専門誌から図面の提供を求められたり、
誌上座談会の仕切りを頼まれたり、
大手ポータルサイトでのアドバイザーだったり。
社会人やってれば、いっくらでも不平不満はあるけど、
幸いこうして自分のwebsiteがあるから、世の中に言っておきたいことは公言できるし、
最近は年にいくつか設計の依頼もいただき、建築作品を通して表現する場も与えられている。
いままで積み重ねてきたDailyはウソをつかない。
見る人は見てくれている。
わかる人はわかってくれている。
大学も出てなくて、有名建築家のもとでの修行経験もなく、
建築家に憧れてたわけでもなく、たまたま建築に縁があっただけの、
まったく野良犬みたいな設計屋。
そんなんでも、泥まみれになりながら『自分のアタマで考える。全力でやる。』
ってやってれば、そのうち評価してくださるかたが現れてくれる。
世の中捨てたもんじゃない。
まだ、努力が報われていない皆さんへ、僕が言えることは、
自分を信じて、とにかく前に進むこと。
それと、社会を信じて、つまらないことにはこだわらないこと。

2005.06.21 (tue)
屋根の仕上材作っているクボタ松下電工外装という会社からの依頼を受けて、
『コロニアル』というセメント板の屋根素材についての座談会。
メンバーの選定から任されていたので、
吉原さん安井さんシキナミくん、 とスナガ、
という、普段から付き合いのある気心の知れた方々に声をかけた。
企業PR誌の簡単な誌上座談会と聞いていたので軽い気持で行ってみたら、
大きな会議室にネクタイ締めた方々がズラズラズラ・・・。
個人事業者には不慣れな大名刺交換会。
見れば皆さん大阪・滋賀・三重とずいぶん遠いところから足を運んでいただいたようだ。
(こりゃぁ身のあること話さないとマズいな・・・)
そんなわけで失礼を承知で、みんなで歯に衣着せずに言いたい放題言ってきてしまった。
正直なところ言ってしまうと、コロニアルというのは、建築家にはまったく人気のない素材のひとつである。
であるのだが、実は今、僕の設計中の建て売り住宅では、
新しいコロニアルの使い方をこころみようとしていたところ。
今回こうして本社の中核にいる方や製品開発をされているの方々と直に繋がりができたおかげで、
なんだか、これからちょっとオモシロくなりそうである。

2005.06.20 (mon)
このところDailyが滞りがち。
理由はふたつ。書く時間がないのと、書く気力が出せない。
原因はひとつ。・・・忙しすぎる。
人からは「よくまぁ毎日あんだけ書いてるね」と言われるが、
正確には『毎日分』書いてるが正しい。
下書きフォルダにアイデアだけを箇条書きにしておいたり、
キーワードだけメモ帳になぐり書きしておいたりして、
書ける時に文章化をする。
だから2・3日分まとめて書くなんて事もよくある。
僕はもともと文章を書くのが、ものすごく苦手で、ものすごくヘタ。
ちょっとしたメールを書くにも小一時間かかってたりする。
業務連絡ひとつとっても、こちらの伝えたいことを、
相手に誤解なく読み取ってもらえるような文章ってのは、それだけでかなり難しい。
しかもDailyの場合は、日記ではなくコラムだと自分に言い聞かせて書いているので、
あるていど内容のあるものにしたい。
書き始めた当初は、webにUPする前に必ずカミさんにチェックをしてもらっていた。
「初めて読む人に意味が伝わっているか。」
「読む価値があるか。」
この一年くらいでブログが急に盛り上がってきたけれど、僕がそちらに移行しない。
毎日の記録、ストレスのはけ口、内なる自分の告白、
あまりに個人的なことは、ハタから読んでいてもつまらない。
ネット独特の、ママゴトっぽい友人関係や馴れ合い、そういうものに逃げ込みたくもない。
このsiteに掲示板を設けないのもそういうこと。
オモシロいとか、役に立つとか、ためになるとか、
なにかしら、伝えるに値することを書いていきたいと思っている。
とは言いつつ、毎日(分)書いていれば、私的にもなるし、つまらないことも多々ある。
更新が滞ることもしょっちゅう。
そこのところは、本業は設計屋で、分筆業ではないということでお許し願いたい。
ただひとつ自分で決めていること、『必ず続ける』。
このdailyは、死ぬか飽きるかするまでずっと続けていきます。

2005.06.19 (sun)
キャンドルナイト、ウチでもいちおうやってる。
けど、ゆったりしている時間が作れない!
とりあえず照明だけは消してキャンドルを焚いてみるが、
コンピューターの液晶画面の方が、煌煌と明るい。
しょうがない、こんな時もある。
ところでこのイベント、年々認知されてきているみたいだな。
嬉しいことだなぁと思いつつ、
「今の瞬間地震が来たら・・・」なんて思いが頭をよぎった。
地震+大火事、前代未聞の大災害間違いないだろう。
みんなで善かれと思ってやってることくらい、
報われる世の中でありますように。

2005.06.18 (sat)
中原さんご自宅にお招きにあずかった。
空間は美術館より美しく、また生活の器としても実に上質。
『住宅作品』とはまさにこういう建築!
こんな家に住んでたら、それだけで人生が豊かになるだろうな。
あぁ・・・ため息でちゃう。(写真を撮るのも忘れてた)
こうして、人の作った建築を訪れてみると、その作者と自分との方向性の違いに気が付く。
普段、自分の作風というのはなかなか自覚できないもので、
『自分の感覚を信じる』で、盲目的にやるしかないものだが、
人の作品と比べてみると、自分の建築の作法が理屈としてわかってくる。
空間を味わい、お話をうかがいながら、「いい建築だなぁ・・・」と思いつつ、
「でも、自分だったら・・・こうするな。」とも考えている。
『でも、自分だったら』
それがたぶん個性。

2005.06.17 (fri)
先日の照明器具、現場に取付けてコードに革を巻いて完成。
普通の照明器具は天井に付ける際、
天井についてるメスの金具(ローゼットといいます)と
照明についてるオスの金具をカチッとワンタッチで取付けるのだが、
しかしそれだと接続部分が天井にボコっと出っぱってしまう。
それがイヤで今回は、接続の部分を天井に埋め込んで、漆喰で塗り込んでしまった。
天井から一直線に照明器具が吊り下がっている。
やっぱりこの方がだんぜん美しい。
こういう仕事は手間が余計にかかる。
普通5分で出来ることが1時間かかってしまうのだが、
それでもココで暮らす人は何万時間という時を過ごすわけだし、
建築作品として写真に収められてしまったら永遠に、野暮ったい照明器具として残ってしまう。
僕はいつも『イヤ』というのが原動力になっているんだなぁ。

2005.06.16 (thu)
電車内で食事をとるのは、アリかナシか?
東海道線で三島ー熱海ー小田原なんて、富士山見ながらの車中なんかであれば、
「弁当、大いにけっこう、モリモリ食いなさい」という感じがする。
藤沢あたりまで来ると、ヒザに弁当を広げていてはさすがにマズいだろう。
サンドイッチを小さくちぎってポリポリが限界。
それが品川にまでなってくると、カロリーメイトをボソボソ食ってるだけで、
「最近の若いもんは、家の中と公の場との区別もつかんのか!」という目で見られたりする。
なんか、最近あっちへこっちへで忙しいものだから、
ついつい移動時間中の電車内で食事を採ることが多くなってしまう。
そこで気が付いたのが、よく言われるような、
「車中で飯を食う、恥を知らない非常識な若者が増えた」わけではなくて、
「メシを食いづらい路線が増えた」が正しいのではないかと、
思ったりするわけです。
ま、問題なのはTPOってことなんでしょうけど。

2005.06.15 (wed)
survival designオリジナルの照明器具を作った。
作ったなんていうほどの大げさなものではないのだが、
「ちょっと違うだけで、だいぶカワイイ」というコンセプトは貫けている。
・・・かなりカワイイ♪。(この存在感は、写真では伝わらないと思うけど)
コレもまたma-GUさんにお手伝いをお願いした。
一瞬、「照明器具として普通に売れるんじゃないか?」という皮算用が頭をよぎったが、
『原価 + ワタシの手間代 = けっこうな金額』になるので、
やっぱり小売りはムリかもしれない。
どこかに頼んで量産すればずっと安くつくれそうだが、それもなんだかつまらない。
ウチの手がけた物件だけにしか付けない特別なモノとして、
サービス価格での提供にとどめておいた方がよいのかも。
コイツを見てたら、なーんか、欲しくなっちゃったなぁ。
ウチ用に、もういくつか作ろうかな。

2005.06.14 (tue)
今年ももうすぐキャンドルナイト
夏至の夜の2時間だけ、みんな一斉に電気を消してみましょうよ、というイベント。
おととし、東京タワーのふもとのイベント会場でその2時間を過ごした時のことだが、
『キャンドルナイト』というイベント名のせいか、
地ベタに座り込み目の前に数十本のローソクをガンガン焚いて、
ものすごい異臭を放っている、若者のグループが何組かいた。
イベントの趣旨としては、
「電気を消してみることで、忘れかけていたエネルギーを使わない夜の味わいを、再認識しましょうよ。」
ということなはずで、
あの若者グループのように、まるで黒魔術のように異常な本数のローソクを焚きまくるというのは、
まったく趣旨から外れているのだが、
また、そういうところにかぎってテレビ局のカメラが寄ってきて、
「いかにも」なカンジで夜のニュースショウで「幻想的なキャンドルナイトです」って流れてたりする。
『100万人のキャンドルナイト』というイベント名ですが、
これはキャンドルを焚きましょう、というイベントではなく、
電気を消しましょう、というイベントです。
みなさん、どうぞ静かな夜を。

2005.06.13 (mon)
ブルーナカラーのクレヨンなんてのがあるのね。
塗ってみると確かにシブい。
8色入りで、
赤はほとんどオレンジ色で、
青は群青色で、
緑はオリーブ色というかんじで、
茶色はチョコレート色。
灰色は・・・何とも言えないイイ色。(表現能力不足)
コレいいなぁ。仕事でも使おうかな。
って言ってる間に、コドモによって床がブルーナカラーに塗られてますよぉ!
おかーさーん!!このボウズをなんとかしてけれ。

2005.06.12 (sun)
ゴールデンウィーク前の日曜日を最後に、もうなんだかゼンゼン休みがない。
頑張れど頑張れど忙しいというのは、どうにも煮詰まっちゃって悪循環。
サンドイッチ持って近所の公園でお昼ご飯、せめてもの気分転換。
コドモはどんどん成長していくね。
親の話すことはほとんど理解できているみたいだし、
仕事のお客さんが打合せに来たときなんかは、初対面で恥ずかしいという感覚も芽生えたみたいで、
うつむいて顔を隠しちゃって、その指の隙間から相手をうかがっていたりする。
お客さんが帰ったあとに、「あー、はずかしいなぁ、はずかしいなぁ」ってマネしてからかったりすると、
「なんだよぉ、やめろよぉ」と、口をとんがらせて手をバタバタさせてバツの悪そうな顔をする。
今日は公園で、地面に指で線を引くことを発見。 力加減がわからずツメの中まで真っ黒にして、夢中で土と砂をいじってる。 一歳と3ヶ月、8kg。
ハタから見たらまだ赤ちゃんに見えるのかもしれないけど、
ズッと一緒にいる親からすれば、いまやもう立派なキッズ。
赤ちゃんではなくなったな。
コドモの成長ってねぇ、コレに勝る幸せはないっスよ。
普通のお父さんみたいなこと言っちゃうけどさ。
コイツのこと見てるだけで、もうあとなんにもいらないなぁ。

2005.06.11 (sat)
よくよく考えて、照明器具をやり直すことにした。
かなりの時間をかけて吟味に吟味を重ねて選んだワレガラス模様の照明器具、
きのう現場に取付けてスイッチを入れた瞬間絶句した。
「み、ミラーボールじゃん、これじゃ・・・」
天井・壁、一面に映しだされた、割れたガラスの模様。
メーカーのカタログ写真からは想像できなかった、あまりに予想外の光の飛び散り具合に冷汗たらーり。
しかし、ニンゲンには慣れがある。
夜遅くまで現場でクライアントと工務店の社長と三人で、
お茶とお菓子をいただきながら、だらだらヨモヤマ話をしているうちに、
「でも、慣れるとコレはコレでいいんじゃない?」
「漆喰のムラ塗りのカンジとも合ってるしさ」なんて言われたりして、
うーん、そう言われると、それもアリかなぁなどと思い始めていたのだが、
今朝起きてみて昨日の光景を思い出してみると・・・やっぱりイヤ。
そんなわけで、やっぱりこの照明器具はやり直すことに決めました。

2005.06.10 (fri)
どこかの誰かがつくったマズイ料理を、
「まぁ食える」を通り越して「ウマい!」と言えるところまで、
新しく具を足したり、グズグズになった野菜を丹念にすくい出したり、
やっぱりもう一回ダシを取り直したり、最後に調味料を駆使して味を整えたり・・・
リフォームというのは、そんなかんじの仕事だね。

2005.06.09 (thu)
先日の親父の同窓会の件で、50年ぶりに顔を合わせるってどういういことなのかなと考えてみた。
「ぁあ!スナガ、覚えてるよ!!
教室でウンコ漏らしたスナガじゃないか!いやぁ、懐かしいなぁ!」
そういう記憶のされかたがあっても不思議じゃない。
ガキんちょ時代の記憶から、一気にジジイになっての再会。
60過ぎの禿げたオッサンたちが、夢中になってこんな会話をしているのかもしれないなぁ。

2005.06.08 (wed)
リフォームの現場、このあいだ行ったら漆喰が塗り終わっていた。
半日ダラダラと現場で漆喰の空間に包まれていたら、
なんというのか、カラダの中が妙に気持よかった。
錯覚なのか、本当にそうなのかわからないが、
キレイな空気でカラダの中が浄化されたようなカンジとでもいうのだろうか、
母親の胎内に包まれている安心感とでもいうのだろうか、
ぬるめのお湯に、風呂場の明かり消して入って癒されている時の感じとも似ている。
そういう種類の気持よさ。
たった3ミリほどの漆喰なのに。マイナスイオンとかそういうことなのだろうか。
そういや、自分の現場で漆喰を使ったのは初めてのこと。
でも今までだって見学会やなんやかんやで、漆喰塗りの部屋はいくらでも知っているのだけど、
うーん、こんな風に感じたことはなかったなぁ。
「漆喰なんです」「ああそうですか。」ってなもんで。
そりゃぁビニールクロスよりペンキよりいい質感してるって事くらいは思ったけれど、
「うん。白いね。そしてコテだね。」というだけで、特に何も感じなかったのに、
今回のこのカンジは一体なんだ??
設計屋がこんなこと言ってちゃマズいのだろうけど、
ホントに、他の人の住宅作品では感じたことがなかったのだもの。
うん。自慢といえば、自慢かもしれん。
かも、じゃないかもしれん。
でも、キモチイイのは本当だ。
この物件はただのリフォームで、新進気鋭の住宅のような空間構成のオモシロさはまったくないけれど、
それでも『空間のバランス』には、かなり気を使ってデザインをした。
その結果(錯覚なのかもしれないが)どうやらキモチイイ部屋が出来上がりつつある。
丸ごと一棟の新築であれば、空間構成での気持よさを探っていたところだろうが、
リフォームという制約だらけの設定があったおかげで、デザインの矛先が変わったのかもしれない。
写真や模型では伝えられない種類の『空間の質』、
この空気感は写真には写らないよなぁ・・・。
でも、映してもらいたいなぁ・・・。

2005.06.07 (tue)
最近このページに登場が少なくなっていた朝の家ですが、いよいよスタートします。
本日、地鎮祭と工事契約。
長かった・・・ココまでの道のり。
通常一ヶ月程度でやる見積りの調整に、今回なんと半年掛かってしまった。
第1回見積額3480万円→第18回見積額2630万円、じつに850万円の減額作業。
何がいけなかったかと言うと、設計がいけなかった・・・。
普通はお客さんの夢が膨らみすぎて、予算に収まらないものだが、
今回はワタクシのほうが膨らみすぎてまして・・・。スペックが高すぎた。
半年間もジッと辛抱強く待ってくださった建て主さんに感謝。ホント、感謝です。
850万円も見積りが合わない状態で、
「楽しみにしてます。よろしくお願いします。」
なんて、なかなか言えないですよねぇ普通。
不安に思ってはいても不満は言わず、温かい眼差しで見守ってくださった建て主さん一家のおかげです。
今まで、超ローコストの物件をいくつも手がけた経験から、
取捨選択の潔さには自信がありましたが、
今回はそういうザクザク切り落としていく方法を採らずに、
チマチマと小さな変更を沢山おこなうことで、コストを合わせました。
(そのおかげで膨大な時間がかかったわけですが・・・)
部分的に分離発注にしたり、材料をウチが仕入れることにしたり、
ウチで工事をする部分もでてきました。簡単な塗装は建て主さんにしてもらいます。
世で言われているコストダウンのコツみたいなものは、全部やってます。
おかげで、ワゴンRが1ダース買えるほど金額をコストダウンをしたにも関わらず、
間取りは全く変更していないし、柱はぜんぶ120角だし、漆喰はホンモノを13ミリ塗ってるし、
床はヒバ材の24ミリだし、オール電化だし、収納家具も造り付けだし、
断熱材はグラスウールを使わないようにしてるし、外壁はヒバ材だし・・・
かなり贅沢なつくり。
対して、コストダウンの過程で無くなってしまったものは、
ペアガラスと窓の庇と、クローゼットひとつ(用途が未定の部屋の)と、庭の木・・・
一般の人にわかるようなモノはそれくらいかな・・・
じゃぁいったい、目に見えないところでどんな荒っぽいコストダウンしたのかと、
不安を感じるかもしれないけど、
壁や床の下地材がちょっといいヤツだったのを普通ランクに戻して、
あとは材料の仕入れ先とか、分離発注とか諸々・・・
やっぱり、細かいことの積み重ねでしかない。
ホントは図面と見積書をみんなに見てもらいたいくらい。
今回、こうして時間はかかってしまったけど、
『質の高い家をそれでもローコストに納める』ということができたと思います。
それはもうひとえに、何も言わずに待っていてくれた建て主さんと、
利益が減ってしまうにも関わらず根気よく付合ってくれた建設会社さんのおかげです。
とにかく、よかった・・・ほっ♪。
さてさて、これからが本番。

2005.06.06 (mon)
ああそうか、家具作家の人たちも設計屋と同じなんだ。
以前にもここに書いたけれど、想い描く完成像を目指して一生懸命に作ったものが、
完成した瞬間に、自分の手から離れて人のものになってしまう。
まるで他人の子を出産する代理母のような、
愛情と喪失感を同時に味わうような何とも言えない切なさ。
これは家具屋さんも同じなんだな・・・
リフォームの現場に今日、家具が入ったのだけれど、
今まさにこの現場に誕生した、我が子を愛でる時間も別れを惜しむ時間もなく、
「とりあえず写真だけは」というかんじで、
構図をしっかりキメて撮る余裕もなく慌ただしくシャッターを切って帰っていった。
今回の本棚は8分割になっていて、様々な段の組み合わせが楽しめる。
それ故に、工房では9割方までしかつくり込んでおかずに、
あとは現場に持ち込んで、お客さんの背の高さや使い方と相談しながら、
デザイン的にもオモシロくなる組み方を、その場で模索して組み立てていく。
例の引戸の鉄の引手を付けるのは、その最後の最後、全体のバランスを見ながら「いいねぇ!」という位置を
ひとつひとつ見極め、微調整しながらおこなう。
というわけで、『家具』とは言ってもその完成形が出現するのは現場で、最後の最後のこと。
でも、それが出現した瞬間というのは、家具屋さんとしては「お仕事は終わり」の瞬間であって、
『納品』が済んだら、手際よく片付けをして、帰らならなくてはいけない哀しい性。
「ふふーん♪、いい家具で来ちゃったなぁ・・・」なんて、しみじみとナデナデしている時間は、
これがお仕事の手前、なかなか難しいところである。
あぁ、かわいそう・・・
その切なさ、設計屋のワタクシにもすごーく良くわかります。
でもまだ設計屋の方がマシだろうな。
我々場合は、お客さんと直接の関係で長い付き合いになる分、
完成後もオジャマする機会はあるし、
気まぐれに自分の建物に会いたくなれば、その場所へ行きさえすれば必ずあるので、
外から眺めるだけでも、なんだか安心できたりする。
家具作家さんの場合は、それがなかなか難しいものなぁ。
そんなこんなで、今回本当にいい家具ができました!!
ma-GUさんとは今回が初めてのお付き合い。
一緒にデザインを考えて、さていったいどんな出来上がりになるかと、
期待半分、不安も半分だったのだけれど、
(だって、「スナガと組んだら途端にダサくなった」なんて事になったらマズイから)
これがねぇ、すんばらしく、うまくいきました!。(と、ワタシは思ってる)
いやぁもう、ma-GUさんをヨソの設計屋さんに紹介するのが勿体ないくなっちゃうわ。
それくらい、大満足。
朝の家ではもっとたくさんの家具を作っていただく事になるので、
今からそちらも楽しみです。
そうそう、最近リンク集を更新しました。
コメントなど少し変えているところもあります。

2005.06.05 (sun)
そういや今日、ウチの親父が小学校の同窓会に出かけているらしい。
50年ぶりに再開するの同級生と、いったいどんな話をするのだろう??
「いまはなにをしているの?」「仕事はなにをしてたの?」「孫はもういる?」「子供はどうしてる?」
そんな話なのかな。
ウチの親父はもう孫にメロメロだから、真っ先に孫自慢をするだろうな。
自分の仕事の話は、コンプレックスがあるみたいだから、そんなにしないだろう。
息子の話はどうだろう?
あんまり考えたことなかったけど、
僕は、親父がこういう場で人に胸を張って話せる息子になったんだろうか。

2005.06.04 (sat)
『どうまりがとう』って、キーボードのミスタッチで打ってしまったけど、
声に出して読んでみると、どうだろう。
「どうまりがとっ」
わかった?
じゃ、もう一度。声に出して、せーの、恥ずかしくないよぉ、
「どうまりがとっ!」
聞こえるんですねぇ。ちゃんと。
感謝の気持は、きのう開けたコーラくらい、しゅわっと抜けて無くなってるけど。
まぁ、音としては同じ。
さて、どうでもいい発見のついでに、もうひとつ。
「なるほどですねぇ」
という相づちだけは、やめていただきたい。
営業電話なんかで、軽薄そうなニーちゃんが連発してくれるんだが、
下りの階段でマボロシの一段に踏み込もうとした時のような、
ヘコっとした足首からやられる腰くだけ感があるんだよな。
それを連発で言われたときには、もう何とも言えない脱力感。
もう午後は仕事になりません、骨グナグナです。ってかんじ。
以前「戦場に杉花粉を撒いたら戦争は止められるんじゃないか」という『花粉兵器』の話を聞いたことがあったが、
「なるほどですねぇ」も、兵器になりそうだ。
最前線の兵士達がちょっと高めのテンションで「なるほどですねぇ、なるほどですねぇ・・・」と繰り返し、
軽くうなずきながら進むのだ。
相手は抵抗するのも逃げるのもイヤになって、地べたに内マタで座り込んじゃいそうだ。
「人の話を聞いてるようで聞いてない」というのはままあることで、仕方ない気もするが、
「聞いてないようで、聞いていない」という救いのなさは、
なんとまぁ、人の生気をキレイに抜いてくれることか。

2005.06.03 (fri)
ラーメン食べ終わって、
「いやぁ、おいしかった。また来ます。」ってひとこと言うだけのことだと思うのだ。
社交辞令でも歯の浮くようなお世辞でもなくて、旨いと感じたならそのまま口に出せばいいだけ。
なんかちょっと照れくさかったりするけど、
言われた方ってのは、たったそれぽっちのことでも、一日中ホクホクしていられたりするものだ。
どういうわけか、ふと気が付けば、『ひと声掛ける』という風習がなくなっているね。
自動販売機でコーラを買うのも、スーパーのレジを通過するのも、
ラーメン屋でお金を払うときも、
お金を貰う方だけが必要事項を声に出し、払う方は黙ってお金を置いて店を出て行けば、
べつに、それで済んでしまう。
黙ってお釣だけ受け取って出て行く客を、「なんだアイツ!」なんてわざわざ思ったりもしない、
人と人とのやり取りが行われているのに、口を利かなくたって済んでしまうのが当たり前な、
なんか、そういう社会になっちゃってたのだ。
下町のオバチャンのように
「なーんか、雨が降ってるねぇ、こういうときは油断すると風邪ひくから気をつけなさいよアンタ。」
とか、スマートなどうでもいい話しができなくってもいいから、
「おいしかった」でも、「このカバン気に入った」でも、「立ち読みしてたら汗かいちゃった」でも、
何だっていいから、思ったことを口に出して言えばいいんじゃないだろうか。
そこに人が立っているのは、自動販売機の替わりじゃないだろう。
近代的な工業製品と、脱色されきった接客マニュアルに、
大人も子供も慣れてしまって、いつの間にかそちらの方を当たり前だと思い込んじゃっていないだろうか?
一本のボールペンでも、それを仕入れてきた人には、その人なりのコダワリがあったり、
700円のオムライスだって、それを作っている人は、
お客さんの口に入るタイミングまで見越して、卵の火加減を調整していたりする。
サービスする側は、みんな、届けようとしているのだ。
いまは、だーれも返事をしてくれない世の中だけど、
それでもメゲずに、思いを飛ばしている人が時々いる。
「届けよう」と飛ばした思いの1%も帰って来ないかもしれないど、
どこかのだれかに向かって、カスミの向こうを少しだけ信じて、あとは目をつぶって飛ばし続ける、
なんか、そういう人のために、ひとこと「おいしかったよ」と、
恥ずかしがらずに面倒くさがらずに、言っておきたいのだ。
ラーメン屋では、僕はあるひとりのお客だけれど、
別の場面では本職の設計屋としてサービスを提供する側になる。
誰だってそうでしょう。客でありプロであり、ふたつの立場で生活してる。
何気なく流れていく日常の中で、不意にココロを掴まれる「おっ、いいな」と思うもの、
それにあるのは、小綺麗にまとまったセンスの良さではなくて、
たぶん『届けたい思いが、ちゃんと入ってる感じ』なのだと思う。
だから、そんな思いをキャッチできた時くらいはさ、
「僕は受け取りましたよ」と、伝えようじゃないの。ね。

2005.06.02 (thu)
All aboutのかたが「意見を聞きたい」とのことで打合せ。
これは企業の新規事業なので、詳しいことはあんまり書けないのだけど、
簡単に言うと「今まで無かった新しい概念のサイトをつくりたい」ということだった。
いま僕が参加している、隣町でやろうとしている「地域通貨のようなモノ」でも
同じことが言えるのだが、
「今まで無かった新しいこと」というのは、人に説明するのに実に苦労する。
mixiのようなソーシャルネットワーキングという、全く新しい概念も、
現物をパッと見せてしまえば、人は順応が早くて滑るように走り出すのだが、
その概念を初めて思いついて、組み立てて、この社会に投げかけてみせた人の、
計り知れないエネルギーと恐るべき才能には、本当に驚いてしまう。
いま、この時代を生きていて、強く実感するのが、
『人と人を繋ぐ』というのがとても重要になっているということ。
電話、郵便、インターネット、繋がるためのインフラはもう充分に出来上がっている。(と思う)
なのに、みんなが感じているとおり、この時代は空しくて寂しい。
どういうわけか人恋しくて、心の隙間を埋めてほしいと多くの人が感じている。(みたい)
行動範囲やコミュニティが広がれば広がるほど、人と出会う『可能性』だけが急カーブを描いて増大し、
「本当に出会うべき人とまだ出会えていないのかもしれない」そんな消化不良な『かもしれない』だけが残った。
情報があればあるほど、ナゼかむしろ人は寂しくなっていく。
そんなココロのニーズをmixiが鮮やかに掴んでいったように、
いまあるインフラに、ソフトやアイデアをひと振り降りかけてやるだけで、
幸せな繋がりはもっと生まれやすくなる、そういう余白がまだありそうだ。
今回の「新しい概念のサイト」や、もうすぐ始まる「地域通貨のようなモノ」が、
いいひとが埋もれたままになってしまっているもどかしさ、を解消してくれればいいなと思う。

2005.06.01 (wed)
新しいプリンタがやってきた。
あー、やっぱデカイなぁ。
いままでのプリンタよりずっとキレイになったらしいが、ずっとデカイ。
小型化は日本のお家芸のはずなのだが、A3プリンタは市場がないので進化が遅い。
あーぁ、こんなデカイものどこに置いたらいいんだろう。
あーぁ、結構な出費だったしなぁ・・・。
せっかく買った新しいものなのに、あまり気分が乗らないな。
ってんで、箱から出すのも億劫で今日一日放置しておいたのだけど、
図面を描く集中力も切れた深夜、仕方なしにセットアップしてみた。
えーと、とりあえず一枚出力してみようかなっ・・・て
ぇえ!!早い!レーザープリンタ並みに早い!
F-1並に早い。
今までのプリンタが、まるでロバの曵くリアカーに思えてくるぐらい、
こいつぁスゲぇプリンタだ!
けっして安くない買い物だけど、こいつぁ仕事の能率がグッと変わるぞ。
おいちょっと誰か、この感動を、おい聞いてくれ。
あぁ、誰かに言いたい。
午前3時半、んんーでも誰かに言いたい。
とりあえず、なんかもう一枚出力してみよ。
・・・ぉぉ。
やっぱり、でかいプリンターだよなぁ。
同業者の皆さん、スバラシイプリンタですよコレ!

さて、5月のDailyはこちらか、
右のバックナンバーメニューからどうぞ。