Daily・・・日々雑感

2005.02.28 (mon)
特効薬のおかげで、だいぶ良くなりました。
ところで、病院で言われた、
「予防接種を受けた人でも、10人に1人くらいは、
インフルエンザにかかっちゃうんだよねぇ」
の言葉、よくよく考えてみると腑に落ちないのが、
「予防接種を受けていない普通の人でも、10人に1人くらいしか、
インフルエンザにはならないんじゃないのか?」
という疑問。
おい、どうなんだ、日本インフルエンザ協会

2005.02.27 (sun)
カミさんが熱を出して帰ってきた。
インフルエンザではなさそうだが、まったく酷い誕生日だ。
ケーキもなく、一年前を思い出してしみじみするわけでもなく。
淀んだ空気、散らかった家の中、悪い汗をたっぷり含んだ洗濯物の山、残り物の豚汁、
コドモの泣き声、憔悴しきった夫婦、
初めての誕生日。

2005.02.26 (sat)
カミさんとコドモは我が実家へ避難することに。
明日27日は、コドモの1歳の誕生日。
インフルエンザで朦朧としながら、急ぎの仕事に追われ、
ひとり寂しく、初めての誕生日を迎えることになろうとは・・・
もういい、おとうさん抜きでやってくれ。
どうぞ楽しいお誕生パーティーを。

2005.02.25 (fri)
風邪でもありませんでした。
検査の結果、インフルエンザと判明。
予防接種してたのに・・・

2005.02.24 (thu)
花粉症ではありませんでした。
発熱が39度5分、風邪のようです。

2005.02.23 (wed)
空気が刺激的。
鼻の奥にツーンとくる。
漢方薬による体質改善のおかげで、ずいぶん症状が出にくくなっているが、
寝不足が続いていたりして体力が落ちてくると、やはり・・・出るね。鼻水が。
僕の主治医によると、
アレルギーというのは、コップに注いだ水が溢れることに例えられるのだという。
コップが水でいっぱいになれば、ある一定量から先は溢れ出してしまうように、
採り込んだ花粉が、体の許容量を超えると、花粉症の症状として出る。
体が丈夫なら花粉の許容量は大きいし、弱っていればコップは小さくなる。
寝不足で体にムチを打つのは良くない。
良くないとはわかっていても、無理をしなきゃならないココが踏ん張りどころという時期もある。
澄んだ青空、花の鮮やかさも素直に喜べない、春の始まり。

2005.02.22 (tue)
ぱふぱふを作った。
カメラのレンズのホコリを飛ばしたり、写真をスキャンする時にゴミを飛ばす時に使うあれ。
欲しいな欲しいなと思いながら、もうずいぶん時間が経つのだが、
急遽、必要に迫られた。
買いに行っている時間もなかったので、ペットボトルにドリルで穴をあけ、ストローを突っ込んでみた。
10分そこそこで作ったものが、まぁまぁ使えてしまう。
欲しかったぱふぱふ、またしばらく買わなくなってしまいそう。

2005.02.21 (mon)
これから土地を探すのだというカミさんの友達が、昨日遊びにきた。
僕のしたアドバイスは簡単に言うと2つ。
「直感を大切にしろ」「情報に惑わされるな」
駅に近いとか、最近ちょうど値を下げたところだとか、桜並木の近くだとか、
個々の情報に惑わされないこと。
なんとなくでいい、ここに暮らす幸せな自分がイメージできるなら、それは相性の良い土地。
結婚するのと同じ。
顔が好きとか、音楽の趣味が似ている、なんて事よりも、
一緒にいて自然で少し幸せ、そういう感じが一番。
そういうフィーリングの土地に出会うまで、焦らず探し続けて、ある日ポッと出会うまで待つしかない。

2005.02.20 (sun)
「あぁ!すながくん、久しぶりやなぁ!」懐かしい声、手工ギターの展示会に行ってみたら、予期せぬかたと、9年ぶりに再会。
こういう時は自然に手が出るもので、握手。
あぁ、職人の手だ。
ガサガサのゴツゴツ、ツメの間に皮膚のシワに染料がしみてしまった手。
僕のようなデスクワークの貧弱な手とは明らかに違う。モノと格闘している手。
お互いに、「頑張ろうね、頑張ってね。」って何度も何度も言い合った。
再会って、一瞬にして心がつながる瞬間。
お互いの近況報告をして、
こんどは、「ありがとう」と「これからもよろしく」をお互い何度もくり返して言い合った。
ABE GUITARS』と『FG-CRAFTガレージ』を、どうぞよろしく。

2005.02.19 (sat)
オヤジカフェ『けやき茶社』めでたくオープン。
エプロンも好評で、ホッとひと安心。
見本で僕が一個作ってみたやつは、身長180cmの自分のサイズに合わせて作っていて、
でも、カフェの他のおじさん達は、みんなそれぞれいろんな体型なので、
LサイズとMサイズの2種類でつくってもらうことにしたのだが、
どうやら全部Lでよかったみたい・・・。
むしろLLが必要なんじゃないかという声すらある。
(写真のかたは、細身だからピタッときまっているけど。)
さて、男性がカッコ良く着こなせるエプロンを、と思ってデザインしたんですが、
いかがでしょう?
一家に一枚、オヤジエプロン。

2005.02.18 (fri)
「結婚します」ってハガキをもらうと、すごく嬉しい。
ただそれが、返事を書こうとすると、思いつく言葉は月並みな言葉になってしまって、
もうちょっと何か気が利いたひと言が書けないものかと悩む。
そういえば、ウチも結婚する前から一緒に暮らしていたっけ。
同棲していたカップルが、結婚しようと決めたときは、
本人たちの中で、なにかが変わったということ。
「籍を入れるのなんて、紙っぺら一枚の行為じゃないか」と思っているうちは、やっぱり期は熟していないんだな。
結婚は、
死ぬまで一緒にいるって決めたこと、
そういう相手なのだと思えたこと、
正々堂々と宣言できるその強さが、素晴らしい。
Aさん、おめでとうございます。どうぞお幸せに。

2005.02.17 (thu)
いつも思うことなのだけど、
住宅ローンを組もうとするとき、過去二年分の収入が問題になる。
稼いだ実績によって、月々のローンの金額が決められる。
でも思うのだけど、お金の使い方って人それぞれだよね。
旅行が好きな人、食べ物には惜しまないという人、パチンコ好きな人、いろいろいるけれど、
「贅沢も無駄遣いもしないけど、住まいにはこだわりたい」という人だっている。
銀行の『収入から→月々払えそうな住宅費を割り出す』という考え方は、あまりにも一方的すぎるよな。
むしろ、『今まで払ってきた家賃から→月々払えそうな住宅費を割り出す』という、
”家賃を払ってきた実績”の方を査定の根拠とすべきだろう。
確定申告の時期に入ると、いつもそんなことを思い、やるせなくなる自営業者なのである。

2005.02.16 (wed)
ホ、ホントに来たね、地震。
子供の頃から「いつか来る、必ず来る」と聞かされて、
学校でも避難訓練を何度も何度もくり返しやったし、
時々抜き打ちの避難訓練なんかもあったりしたしたから、
突然の来るものへの心構えは常にある。
夜中に「・・・ガタガタッ」っとくると、「いよいよ来たか!」とピン!と気持が張る。
けっきょく大地震が来ないまま自分の人生をやり過ごせたら、それが一番いいかなと以前は思っていたけれど、
コドモが出来て、この世に愛しい子孫を人質に取られてしまっていると、
どうせ来るなら僕が生きているうちにさっさと来てくれ、と思う。
水は常に1ケース買い置きをしてある。
カセットコンロもリュックサックに入れてある。
食器棚には簡単なカンヌキのようなもので鍵をしてある。
お風呂にはなるべくきれいな水を張っておくようにしている。
仕事の図面で現在進行中の一番大事なデータは、大阪のサーバーにバックアップしてある。
メインで使っているノートパソコンは、寝る前に寝室のタンスの引出しにしまう。(机から落ちたらパーだから)
寝室は、モノが転倒しないようにしている。
窓ガラスには飛散しないようフィルムを貼ってある。
そんなにビクビクしてたら、日常生活が大変じゃない?と思われるかもしれないが、
案外そうでもない。
カセットコンロは、吊り戸棚に入れる感覚でリュックの中に収納しているだけだし、
食器棚は普段でもコドモに開けられないようロックが必要だし、
お風呂の水も汲み置きしておくと、お湯が柔らかくなるし、浴室が清潔で毎日気持がいい。
ノートパソコンを夜な夜なタンスにしまう儀式も、「本日の業務おしまい」と、気持の切り替えになる。
窓ガラスのフィルムは曇りフィルムにしたので、カーテンがいらず、カミさんも人目を気にせずオッパイをあげられる。
防災に関して万全の備えというのは難しいけど、できるところからやっている。
今いちばん気がかりなのは、用意しているレトルトの食材だな。
リュックサックをカレーの収納場所にしちゃっているから、このままじゃ避難生活で胸焼けしそう。
もうちょっと、バリエーションを増やしておこう。

2005.02.15 (tue)
「さっきゴミを捨てにいったときに、地震雲をみた!」
とカミさんが言うのだが、ホントに地震雲かなぁ・・・
地震予知の研究はかなりいいところまで来ている、という話も聞くから、
web上にそういうサイトがあるんじゃないかとザッと思って探してみたのだが、
シロウトが集まってガチャガチャ言ってるページばかりで、
決め手になるようなところは、今のところ見つからなかった。
毎朝天気予報をチェックするように、頼りになる地震予報があったらありがたいな。
まともに地震の研究をしている人の、あるていど確かな情報。
必ず当たらなくたって文句は言わないから、
「ヘンな電磁波が観測されてるから、今週はちょっと気をつけておいてね」
みたいな情報があれば、じゃぁ食料を多めにストックしておこうか、とかできるじゃんね。
そういうページをご存知でしたらぜひ教えてください。

2005.02.14 (mon)
朝の家の見積り調整で四苦八苦している。
まぁ、悪いのは自分なのですが・・・。
建て主さんに言われた予算より、ずっとハイスペックに設計してしまったものだから、
建設会社からの見積りがハイクラスな値段で出てくるのは当然。
でも一度ハイスペックに設計してしまったものを、普通のスペックに戻すのは、
苦しいんですよ。心が、ヒジョーに。
だから性能はなるべくハイクラスを維持しながら、値段だけなんとかロークラスに下げられないかなぁと、あの手この手を考える。
デザインも維持したい。でもそこへかける予算は削らねばならない。
「あそこの塀って、もうちょっと安く作れないかなぁ・・・」なんて考えながら、
スケッチをしていると、少しずつ良いアイデアが浮かんでくる。
「・・・ん、こういう作り方にすれば、部材の数が減らせて、大工さんの手間も減らせて、少し安くできるぞ」
そんな風にして、見テクレのこだわりだけでない実の詰まった意味が、細部に宿っていく。
建て主さんも当初の予算から増額もしてくれていて、いい家を建てようと頑張ってくれているし。
あとちょっと、この”過去の自分と格闘している感じ”は続く。

2005.02.13 (sun)
『エト』という地域通貨の紙幣のデザインを頼まれて以来、
地域通貨の制度の立ち上げそのものにも、参加するようになった。
月二回程度のミーティングをしているが、
地域通貨はシステム作りを慎重にしておかないと人々に根付かないので、
実施にはまだ当分時間がかかりそうである。
地域通貨の流れで、コミュニティセンターでカフェをやろうということにもなっている。
その流れで、僕はそちらへも参加する事になってしまっている。
月1回だけ、地域のオッチャンがマスターとして、コーヒーなどをいれ、
地域のオバチャンの手作りケーキなどを販売する。
まぁ、ママゴトみたいなものかもしれないけど、
それで地域活動の活気が掘り起こせたりするなら、それもまたよし。
このカフェのおもしろさは、「その辺のただのオッチャンがマスターをやる」というところにある。
そこで、エプロンのデザインを凝ってみようかと考えた。
どうせなら、「オッチャンが、ぎこちない手つきで、慣れないことやっている感じ」を、
そのカフェの魅力として、
エプロンは、ちょっと気恥ずかしいぐらいの色。
スコットランドのバグパイプ吹きのように、
真っ赤なタータンチェック。
ゴツいおっちゃんが、お揃いのかわいいエプロンして、
ちょっと気恥ずかしそうに、慣れない手つきでぎこちなくコーヒーを入れてる。
そういうカフェ。
コンセプトは、『かわいいオッチャン』
こういう、稼ぎにならないどうでも良い事のデザインをやっている時は、けっこう楽しい。
(その分、カミさんはヤキモキしている。)
ひとつ見本を作ってみたのだが、自分で言うのもナンだが、これがナカナカの出来である。
カワイイ♪ でも、オヤジに似合いそう。
『オヤジ専用のエプロン』として売り出したら、案外売れるんじゃないか?という気もする。
その見本の写真を、ここに添付できれば良かったのだが、今は縫ってくれるかたに預けてあるので、
まぁ、こんな写真で勘弁してください。
発想のネタがバレてしまいそうだが、写真はお気に入りのほぼ日ハラマキ

2005.02.12 (sat)
推薦してもらっちゃった。
某住宅プロデュース機関に登録するために、過去の建て主さん2家族からの推薦が必要で、
推薦状をお願いしていた。
手間を取らせては申し訳ないと思い、「簡単でけっこうですから」と言ってあったのだが、
お二方ともたいへん丁寧に書いてくださった。
これはそういう推薦のための用紙なので、もちろん建て主さんは良いことばかりを書いてくれている。
ホントはきっといろいろ不満もあるのだろうけど、
僕の良いところを見つけて、用紙を埋めてくださった。
ありがたい。
どんな小さなひと言ひと言の単語でも、本当に嬉しいものだ。
プロデュース機関に提出してしまうのが惜しくなってしまったが、まぁしょうがない。
スキャナで読み込んで、大切にバックアップも取っておこう。
建て主さんとは、設計・建設でガッチリしたおつきあいを一年以上させていただくと、
もう、ちょっとした知り合いではなくなって、良くも悪くも本当によく知られてしまう。
「頑張ってはくれたけど、彼は強情なところもあったね」とか
「まぁまぁ住みやすいけど、この外観はちょっと趣味が違うなぁ・・・」とか、
たぶんいろいろ思っていらして、100点の仕事はできていないはずなのだ。
それでもこうして良いところだけ抜き出して
「彼は頑張ってくれる」「住みやすい」などと書いていただくと、
それはもう、本当にうれしい。
このDailyもそうなのだが、
本来の目的が宣伝である以上、基本的に良いことしか書いていない。
なるべく正直に、良くも悪くも丸ごと書いてしまおうとは心がけているが、
ほんとぉぉうに悪いことは、やっぱり書けない。のだと思う。
故意か無意識かわからないが、自分の中でブレーキが掛かるはずである。たぶん。
そのブレーキが甘かったり、素通りしちゃった時に、ボロがこぼれ落ちたところが、
毎日書いているDailyには残っているのだと思うので、僕のひととなりはそのあたりから、
推測していただくしかない。
ここに書かれている人間須永は、実像よりもずっと善人寄りになってしまっているハズである。
人から、良い事を言ってもらえるのは、本当に嬉しい。 人間ってのは不思議なもので、
文句を言われるとチクショーと反発するが、
褒められると反省する、妙な生き物であるなぁ。

2005.02.11 (fri)
ギターは中古を買いましょう。
僕は19歳の頃、年代物のギターを80万円で買った。
(『100万円』の値札がついていたが、店長さんがまけてくれた)
その8年後、そのギターに飽きて売りに出したら85万円で売れた。
ギターの最高峰と呼ばれるようなギターだったけど、それを8年間好きなように弾き倒して、
5万円もうかっちゃった。
新品を買っちゃうと、こうはいかない。
飽きて買い替えたくなっても、買い取り金額は、買った額の1/3にもなれば良い方である。
ホント、二束三文。
しかも、音色も新品のギターは鳴りが明らかに悪い。
だったら20万円くらいでヴィンテージギターを買って、いつか飽きてしまっても、
(儲かるかどうかはモノによるけど)おおむね買った金額とそう変わらない金額で売れる。
売れたお金で、また違うオールドギターを買えばよい。
最初に出資は必要だけど、ほとんどタダ同然でしかもずっと良いギターを好きなように弾ける。
ギターメーカーにいた人間がなんて事を言う、と言われそうだが、
僕は新品は買わない。
でも、ハンパな中古品も買ってはいけない。
今日は久しぶりにヴィンテージギターのお店に遊びにいってきた。

2005.02.10 (thu)
ギターは一本一本その音色が違う。
木で作られた箱に過ぎないのだけれど、
その箱の大きさの、カーブ、材質、組み合わせ、内部の補強材の配置、
接着剤、きらびやかな貝の飾り、などなど・・・
そのギターを構成しているすべての要素が、『音色』に返ってくる。
バインディングをセルロイドからアワビ貝にすれば、もちろん見た目はきらびやかになり、
音にもまた、堅さときらびやかさ出てくる。
見た目のデザインや好みだけのために、素材やカタチを足したり引いたり変えたりができない。
おそらく、数千にもなると思うが、それらの要素の組み合わせかたで、
音色の種類は無限になる。
同じモデル、同じロットで生産されたものでも、その一本一本に鳴りの違いがある。
なぜなら、木そのものが違う。木目や密度や乾燥度合いがそれぞれ板ごとに、微妙に異なる。
そういう意味では、もう、まったく同じ音のするギターはこの世に二つとないと言える。
湿度や気温の違いでも、同じギターが昨日と今日では違う音がする。
そう考えていくと、同じ音色が鳴ることは、二度と永遠に無いとも言える。
突き詰めていくと、ギターの世界はそういうところへいく。
楽器は、構成する要素のすべてが、音色にハネ返ってくる。
こんなにムダの無い、純粋な工作物というのは他に無いのではないだろうか。
今日、フッと気が付いたのだが、
僕は建築を楽器のように創りたいのだ。
建築は「構造材」と「仕上材」を分けて考えることが通常だが、
ギターでは「構造」も「仕上」も、すべてが音色を作る要素となっている。
僕にとっては、建築も、すべての素材が絡み合い、一切のムダを許さない、純粋な結果の工作物でありたい。
塗り重ねたり、貼り重ねたり、目新しい素材で奇抜さを狙ったり、目立つ色を挿入してごまかすのではなく、
配置もプランも構造も仕上も、そのすべてが不可欠な要素として影響し合いながら構成された、
『純粋なモノ』でありたい。
僕はギターをアッサリやめてしまったけど、モノへの考え方はじつは今にもつながっていたみたいだ。

2005.02.09 (wed)
北朝鮮のサッカー選手は、日本や韓国に負けると、
選手が炭坑送りになるとか、監督がひどい目にあわされるとか、
そういう話を聞いてしまうと、試合として素直に見れなくなっちゃうなぁ。
日本代表の選手は、やりにくくなったりしなかっただろうか。
北朝鮮の選手は気合いがまるで違うという話もきく。
そりゃぁそうだろう。
スポーツなんていう生易しいものではなく、
生活が掛かった、自分と家族の生き死にに直結した、戦争と変わらないのだから。
でも今日の試合、日本の方が勝ったし、素人目に見ても日本の方が上手だった。
モノの豊かな日本で育ったボッチャン選手達の方が、
死ぬ気で戦っている兵士より強かった。
だから何だということでもないのだが、
あぁ、世の中はそんなものなのだなぁと思いながら、
ロスタイムでの日本のゴールに、僕も狂喜した。
(北朝鮮の国旗を探しに、外務省のHPを覗いてみたら、北朝鮮の国旗がなかった。
「・・・北朝鮮については、日本は 国家として承認していません・・・」
という理由らしい。そんなことも知らなかった。)

2005.02.08 (tue)
「dailyを読んで、お願いしたいと思った」
そう言ってくれるクライアントはありがたい。ホッとする。
最近気が付いたのは、僕に声をかける人はどうも、
「人が集まる場をつくりたい、人の輪をつくりたい、誰かの役に立てたら嬉しい」
そういう想いを持っている傾向があるみたい。
「私のワガママかなえてください。」という自己の利益追求型の人は少ない。
「オモシロイことをたくらんじゃったんだけど、それに乗っかってくれそうなやつは・・・
・・・お、いた!」というわけで、お声がかかる。
先日もそんな人と会ってきた。
オモシロそうなことをやる人は、往々にして予算はキビシイ。(失礼!)
それでも首を突っ込んでしまうのは、
僕もまたオモシロいネットワークを作りたいし、それらをつなぎ合わせてみたいと思っているから。
当分、ブルジョワになれそうな気配はない。
(サバイバルデザイン、名前からして、金持ちにはなれそうにないものな)

2005.02.07 (mon)
夜、友達が遊びにきた。
ひとりは、以前僕が実施設計をした家の、建て主さんの息子で、
美大の建築系の学科の四年生で、もうすぐ卒業。
同級生の半数がいまだ就職が決まっていないという。
彼ももう30社以上受けていて、ずいぶん凹んでいた。
その気持、わかるわ。
なんか、たて続けに女性にフラれているみたいな気持で、沈むよね。
品定めをされて、人身売買で買い手がまったくつかない奴隷になったような気持ちとも言える。
でも、心配ないぞ。
たかだか1年間の就職活動くらいで、人生が大きく決まったり、人間の評価が定まったりはしない。
ギター工場出身の建築家と、トラック運転手出身のグラフィックデザイナーが声をそろえて言うのだから、
それは間違いない。

2005.02.06 (sun)
ギターを作っていた頃の同期の人から手紙が来た。
「日本の手工ギターの展示会が2月19・20日に東京であり、
そこに出展するので良かったら見に来てね。」と。
僕があの会社を辞め、建築に片足を突っ込んで、
「しゃーねぇ、飽きるまではがんばってみっか」なんて思っていた頃、
彼はアメリカへ渡り、世界屈指のギター手工家のもとで修行をしていた。
そして最近、彼は自身のブランドを立ち上げた。
これからグングン上を目指して、もっともっとスゴイギター作家になるのだろう。
僕は途中でやめてしまったけれど、彼は情熱を失わずにあの頃と変わらない道を、真っすぐに確実に前進している。
初めて会った時から、何事にも生真面目な人だった。
強い心を持っているなぁ。
ABE GUITARSというブランド、みなさん注目して見ていてください。

2005.02.05 (sat)
広大な畑、ひとりの男、ブワッと宙を舞い散る種、
『種をまく人』というのは、壮大な構図だったような気がしていたのだが、
探して良く見てみると、おとといのdailyの画像のように、
男はまだ、種をまいていない。
これでは『種をもつ人』である。
であるのだが、記憶の中でこの絵は、
大空に種が舞う農場の様子として刻み込まれている。
すごいねぇ、止まっている絵が、見る人の中で、勝手に物語が展開していくのだから。
もしかしたら、数年前のTVコマーシャルで『種をまく人』や『落ち穂拾い』の実写版のような、
動く映像をやっていたから、その記憶があるのかもしれないし、
ゴッホ作の『種をまく人』の方は広大な畑まで描かれていたから、
そういったものがいろいろと入り交じって、そんな記憶になっていたのかもしれないけど。
そうそう、ミレーといえば『第一歩』(たぶんそういう題だと思う)という絵も記憶に強く残っている。
白黒の3cmくらいの印刷物で一度見ただけの、これもかなりいい加減な記憶なのだけど、
ちっちゃな子供が、母親の広げた両腕に向かって、よちよち歩いていく様子を、
幾人もの大人がハラハラしたような、楽しいような、つい支えてあげたくなるのをこらえて見つめているような、
見守っている、微笑ましく温かく、幸せな場面。
あれもいい絵だった。
奥さんがたの笑い声が聞こえてくる。
アルコールランプで照らし出された、その部屋の温度が伝わってくる。
たどたどしく前のめりな足取りの、子供の息づかいを感じる。
その幸せと希望に満ちあふれた絵に、ジワーっと胸が熱くなったのを覚えている。
あれはたしか高校の歴史の教科書の隅っこに載っていた、粗い印刷の小さな絵。
そんな粗雑なもんでも、人は感動できたりする。
ま、その記憶も怪しいものであるのだが。

2005.02.04 (fri)
鉄創庵の持っている技術と、survival designのデザインで、
世の中に対して、新しい提案をしていこうじゃないか。
そういうプロジェクトが始まりそうだ。
今日がはじめての打合せ。
『世の中に 足りないこと』を見つけ、
『僕らに できること』と組み合わせる。
そこに
『僕らの したいこと』が純度を失わずに盛り込むことができれば、
プロジェクトはきっとうまくいく。

2005.02.03 (thu)
節分の日。
20年近く、豆なんぞ播いていなかった。
コドモも出来たことだし、年中行事は大事にしよう。
スーパーで大豆を買ってきて、かつてウチの母がしていたことを思い出し、豆を炒る。
封を切ってバラバラーっとフライパンへ。
絶えずかき混ぜながら、ゆっくりゆっくり炒る。
あぁなんと香ばしいかおり。そうそう、思い出した。まさに節分の匂い。
うん、でもあれだねぇ。
・・・コゲてきたねぇ。
味見をしてみると、まだ固いねぇ。
芯まで火が通っていない感じだよねぇ。
そろそろ・・・、なんだか馴染みのない色になってきたねぇ。
キツネ色はとうに通り越しているのだけど、それももうタヌキ色も通り越して、クマ色になってる。
どうやら、未体験ゾーンに入ってしまったみたい。
んで、ネットで調べてみると、あった。豆の炒りかた
・・・・・・。
ワタクシ、間違っておりました。はい。
イヤだなぁ、こんな真っ黒い豆が玄関の前に播いてあったら、
「須永さんち、なにか間違ってるわ。」って近所の人みんなに思われちゃう・・・
でももう、ぜーんぶ炒っちゃったし。クマ色になるまで。

2005.02.02 (wed)
『性(しょう)に合う。』
この言葉を説明するのが大変だった。
近所の大学の学生が「いろいろ話を聞かせてほしい」とのことで、ゾロゾロっとやってきた。
「あなたはギターをやめて、何で建築をやっているのか?」そんな質問はよく受ける。
別に建築が好きでもなく、建築家になるのが夢だったわけでもなく、
なんとなく始めちゃったら、ハマってしまっただけのこと。
もともとは、こんなに一生懸命やるつもりは無かった。
『建築が性に合う』の内訳としては、
人間の心理に興味がある。パズルが得意。空想がち。工作好き。わりとキレイ好き。
と、そんなとこだろうか。
逆に、
コミュニケーション下手。割り切れない。臆病。内向的。気持の切り替えができない。考え方が固い。
「しょうがない」で済ませられない。嘘に罪悪感を強く感じる。金儲けに後ろめたさを感じてしまう。
話を適当に合わせられない。
など、営業職にはまったく向かないタイプである。
ギター作りのようなモノと向き合う仕事も、どちらかといえば向いていた方なのかもしれないけど、
やはり、建築の方が性に合う。
でも、建築より音楽の方がずーっと好きである。
無人島に流されるなら、バラガンの写真集よりもzeppelinの5枚目を持っていく。
病気で耳が聞こえなくなってしまうより、目が見えなくなる方がまだいいと思っている。
『性に合う』と『好き』はべつ。

2005.02.01 (tue)
設計屋さんやデザイン屋さんはそろいもそろって、無印良品の電卓を使っている。
僕も長らく使っていた無印良品の電卓がついに壊れたので、これ幸いと、
新しい電卓を探してみた。
なかなかカワイイやつを見つけたのだが、電卓に5000円はちと高い。
バランスを欠いている気がする。
無印のが1800円で買えるとなると、それでも良いような気になってしまうので、
1800円程度を基準としたい。
インターネットでさんざん探して、コイツが今日届いた。
箱を空けてみると・・・デカイ。
想像より、ずっとデカイ。
しかし、軽い。
相撲取りの弁当箱みたいにデカい見た目とアンバランスな、この軽さ。
プラモデルのように、軽い。
しかも叩くとパカパカと、かるーい音がする。
駄菓子屋オモチャ並のクオリティ。
そして、本体の裏側には、単三電池2本が入るように電池ボックスが付いているのだが、
付属の説明書きによると、『単三電池1本で稼働します』とある。
ん?じゃ、なぜ2本入る作りなのだ?ワカラン。
が、さらによく見ると、表側にはソーラー電池のパネルが付いている。
んん??
ダミーか?それとも生きてるのか?
ためしに電池を抜いて電源ON。
点いた・・・よ。
じゃ、電池ボックスは何のためにあるのだ?
理解できないことばかりでオモシロすぎる。
もう、笑いが止まらない。
笑っているうちに、「このまま1800円分笑って、それで元を取っちゃおうか」
そんなことを思わせてくれる
謎と笑いのmercury(マーキュリー)の電卓であった。

さて、1月のDailyはこちらか、
右のバックナンバーメニューからどうぞ。