Daily・・・日々雑感

2004.03.31 (wed)
きのうのつづきで、
僕には一生忘れないだろうなっていう公式がある。
中学三年の夏期講習の時のこと、
「n角形の対角線の本数を求める公式、わかるかな?」
知ってはいなかったけど、考え始めたら、なんだか解けそうな気がしてきた。
実は、テキストの次のページをめくれば、その式が『覚えておく公式』として載っていて、
先生も、すぐ答えを言っちゃおうと思っていたみたいだったんだけど、

「先生あと2分待って!解けそうだよコレ」
結局は10分くらい待ってもらって、やっと解けた。
あの時の達成感って今でも覚えてる。気持ちよかったなぁ。
解けちゃった時の、先生の「え??おまえホントにわかってんの??」というあの苦笑いも今でもはっきり覚えている。
その時から、「考えて導き出せない答えは無い」と変に自信が付いてしまった。
この公式が実生活で役に立った事は一度も無いけど、その自信は今、建築の設計で大いに役に立っている。
条件を整理して、「コレしかない」って究極の真理を見つけ出す、これは今の僕の建築を考える時の姿勢そのままだ。
しつこくしつこく考えていると、ある時、すべてがドンピシャリと納まるムリの無い答えにたどり着ける。「キタ!」っていう瞬間。
それが来るまでは、自分を信じて、途中で妥協しないで、あーでもない、こーでもない、もっともぉっと考える。
おかげで、『考える』が苦じゃなくなった。
さて、その公式、どんな式だったかというと、・・・それは覚えていないんだな。
当時の僕は、「考えれば解けるんだから、記憶する必要ナシ!」と判断したようである。
えーとね、うぅ、ちょっと待ってよ・・・今から考えるから・・・
・・・・。
わかりました! n(n-3)/2 です。やっぱり10分掛かりました。

2004.03.30 (tue)
台形の面積を求める式が、小学校の教科書に復活するんだって。
台形の面積くらいやっぱり計算できないと、不便だよね。実生活でも。
円周率が『3』でいいってのもどうかと思うんだけどさ。
『3.1415・・・・』世の中には、割り切れない、永久に正確な答えにはたどり着けない、そういうものだってあるよ。
デジタルな時代に、アナログな感覚を身に付けるだけでも意味があると思うけどな。
それに社会に出たら、やっぱり『3.14』を使わざるえないだろうし。
そもそも、『公式を覚える』そういう考え方が、おかしいんだと思うなぁ。
台形の面積は、1つの長方形と2つの三角形に分解して計算すれば、公式なんか覚えなくたって答えは出せる。
「でも、こうやって計算したら、一発で答えにたどり着けるよね。覚えておくと便利でしょ。」が公式なんだからさ。
いきなり、「(上底+下底)×高さ÷2、はい、覚えてください」って言われたって、意味がわかってなきゃ、そりゃ無理よね。
「じゃぁ、無理ならやめましょう。なんたって、ゆとり教育ですから!」
こんな社会にコドモをあずけなきゃいけない親の気持ちは複雑だなぁ・・・

2004.03.29 (mon)
このDailyってページ一体なんなのでしょう?
営業ツール?個人的な日記?自慢話?身内新聞?
建築には、数千万円のお金がかかります。
建て主さんが数年・数十年がんばって貯めた頭金と、今後数十年間払い続けなければいけない、莫大なローン。
設計者は、その数千万円に託された夢を、お預かりしなければならないんですね。
さて、survival designは、須永豪は、
大切な住宅建築資金、数千万円を預けるにたる人物か?あなたにとって。
このDailyのページは、その判断材料にしてください。
ここには広告でも宣伝でもなくて、日々僕が思った事をそのまま書いています。
もしあなたのお知り合いに、「家建てようかな・・・」という方がいらっしゃいましたら、
「こんな設計屋がいるけど、覗いてみたら」と、このホームページを教えていただけると幸いです。

2004.03.28 (sun)
コドモが産まれて1ヶ月、抱っこしながら時々ふと思うことがある。
「途中でお別れなんだよ・・・」
このチビがお腹にいるのだとわかった日から、どんどん成長してカミさんは雪ダルマみたいになり、
ある日オギャァと、空気のある世界に出てきた。
これから先もこのチビは、物心が付いてナマイキになって、大人になり対等に話が出来るようになるまで、
僕とカミさんのもとで大きくなっていき、「オマエの人生なんか、オレたちゃ丸ごと知ってるんだぞ!」という関係。
でも、最後までは一緒にいられないんだなぁ・・・
このチビがお婆さんになって死んでいくところまでは、僕らは立ち会えないんだなぁ・・・
命の営みって、少しさみしいのう。

2004.03.27 (sat)
「お父さんになった事で、今後須永君の設計がどう変わっていくのか、楽しみだわ」
森に浮かぶ家を一緒にやっているTさんからそう言われた。
「手すりの間隔を細かくしたり、家具の角を丸くしたり、そういう過保護なことは今後もしないと思うなぁ。
危険なものは危険だと、体で感覚的に覚えさせる方が、健全だと思うから。
そうですねぇ・・・強いて言えば、危険だけども目に見えないなもの、そういうものの排除は、極力やって行きたいと思うかなぁ。
新建材を使わないとか、ベニヤにしても今後どんな有害物質が発見されるかわからないから、
そういうのを使わないとか・・・かなぁ」
そんな風に答えてしまったが、よくよく考えてみると、違った。
新建材等、歴史の評価に晒されていない素材を極力使いたくないというのは、ずーっと前からそうやって来てたものな。
たぶん、あんまり変わらないんじゃないかな、設計そのものは。
今までだって、そうとう突き詰めて、「コレしかない!」って断言できるところまで推敲して、練って練って作っているんだから。
う〜んでもなんだろう、人間スナガゴウとしては、今もう確実に変わったし、これからグングン変わっていくだろう。
という事は、作るものが変わってもおかしくはないわけで・・・。
でもそれは、一生コドモが出来なかったとしても、常に変化はし続けるだろうからなぁ。
それを『成長』って言われるのはムカっとするけど、生きてりゃ気が変わるし、時代が変わるし、社会が変わるし、建て主さんが変わるし、評価が変わる。
なんか、うまく言えないけど、その瞬間その瞬間で人間スナガゴウの“best”をアウトプットする、しかないんだよねたぶん。
(betterじゃなくて、best(ありったけ)ね)
・・・なんか、書いているうちに、そんなこと考えて頭デッカチになってしょうがないや、と思い始めたので、やめにします。はい。

2004.03.26 (fri)
ニュースステーション終わっちゃいましたね。
久米さんの、ニュースステーション18年の感想、
「一番しんどかったのは終わりが見えなかったこと・・・」
愉快そうに見えていたけど、やっぱりしんどかったんだぁ・・・
「いつまで続くかわからない、いつ急に終わるかもわからない、でも全力で走れ」
そういうマラソンはしんどいよなぁ・・・
人の苦労・苦悩って、いっくら見てたって理解できないんだよね。
せめて、理解できないってことを、理解しておきたいね。

2004.03.25 (thu)
どういうわけか、ウチのコドモの可愛さは、写真に写らない。
ホントにホントにかわいいくて、「よそんちのコと比べても、ウチのずっとカワイイって自信があるね!」って思うのだが、
(べ、べつに、いいですよ、『バカ』とか言ってくださっても♪)
写真にとって平面的な絵になってしまうと、ぜんぜん別のものになってしまう。
「ホントはもっともっとカワイイんだ!」と、もどかしくてたまらない。
考えられる理由は2つ。
ひとつは、「写真はスケール感が変わってしまうので、小さいことによる可愛さが、消えてしまう。」ということ。
もうひとつは、「レンズは正直で、親が思っているほど、ホントはたいして可愛くない。」ということ。
いやぁ、でも2番目の理由は・・・違うと思うんだけどなぁ・・・。

2004.03.24 (wed)
オポチュニティのおかげで、火星に水があったとわかった。
かつて生命が存在した可能性が高いこともわかった。
そして、技術的には、火星に人類が住める環境を作るには、
フロンガスを持ち込んで大量に放出させれば良いだけなので、そんなに難しくないことなのだそうだ。
・・・でも、地球は何にもしなくたって、人類が住めるのにね。
火星で『温暖化』をやれば、人類に適した気温を保てるのだそうだ。
地球と似た環境を火星に作り出すという事らしい。
でもその前に、地球の温暖化を食い止めるのだって、“技術的には”可能なはずでしょ?。
「このままじゃ地球の環境が壊れちゃう。取り返しの付かないことになっちゃうよ」、ということは、はっきりと解っているのに、
冷房のスイッチをいれながら毛糸の靴下を履いて「冷え性」だとか言っているわけだ。人類は。
20年前の僕は、科学が大好きな少年だったのに、今じゃ『火星移住』なんて言葉を聞いても、ぜんぜんウキウキしなくなっちゃった。
さて科学は、いつになったら人間のエゴを治せるようになるだろう?

2004.03.23 (tue)
最近、コドモの頃の事をよく思い出す。
夜中に目が覚めたら、世界が止まってしまったみたいに静かで、不安で仕方がなかった時のこと。
泣いているうちに、何で泣いてたのかも忘れちゃって、
理由も無く不快感だけが体の中に残ってしまって、自分でもどうしようもなくて、ただ泣き続けた時のこと。
ふと目を覚ますと部屋にはひとり。フスマのすきまからは隣の部屋の明かりと、両親の話し声が漏れてくる。
何となく安心して、また眠ってしまった時の事。
自分に子供が出来てしまったら、自分がコドモだった頃のことは、忘れてしまうんじゃないかと思っていたのだけど、
どうも逆みたい。
ウチのコドモを見ていると、不思議なことに、自分が今まですっかり忘れていたはずの、
狭くて絶対的な世界にいた頃の皮膚感覚が、リアルによみがえってくる。
おもしろいな。
今僕はこのコの親なんだけど、もう一度子供時代を体験しているみたいな感じ。
むかし、夜にふすまの向こうでテレビを見ていた両親の気配を、僕が再び思い出している今、
このコは、今このコの狭い世界で同じように、隣の部屋で食事している両親(僕ら)を感じているのだろう。
親になるのって、良いかも知れない。
なんか、録画しておいた自分の半生を、巻き戻してもう一度見ているみたいで。

2004.03.22 (mon)
お財布を拾った。
現場からの帰り道、ウチに着く最後の角を曲がったところ、歩道のど真ん中にお財布が落ちていた。
おぉ、神様ありがとう!!
・・・違う。そうじゃなかった。
中を見ると免許証が入っている。
連絡先の書いてあるものは・・・っと、クリーニング屋さんのポイントカードに書いてあった。
直接telをして、数十分後にはウチまでご本人が引き取りにやってきて、無事一件落着。
余談であるが、そのお財布に、他に何が入っていたのかは、見なかった。
というか、見れなかった。だから、現金がいくら入っていたのかも知らない。
何と言うのか、必要以上に中を見てしまうというのは、自分が犯罪者になってしまうようで、
とにかく、すぐに自分の手からは離したかった。
なかなか、お財布というのは、拾い慣れるものではないな。

2004.03.21 (sun)
「母乳で赤ちゃんに栄養を吸い取られちゃってるから、貧血みたいにフラフラなのよ毎日・・・」
「・・・じゃぁ、オマエが粉ミルク飲めばいいんじゃん?」

2004.03.20 (sat)
久しぶりにクラプトンのアンプラグドのビデオを引っ張り出してみた。
いつもCDで聴いている同じ演奏なのだが、音が違う。
10年も前のビデオテープから流れてくるこの音には、ドキっとするほど、臨場感がある。
CDというものは、人の耳には聴こえないとされている、20Hzより低い低音と、20,000Hzより高い高音が、カットされて収録されている。
いまだに、クラシックファンやジャズファンが、「だってレコードの方が音がいいから」と、いまだに当たり前にレコードを手放さない理由は、そこにある。
いくら、人間の鼓膜が20Hz〜20,000Hzにしか反応しないからって、音は耳だけで聴いているわけではない。
音とは空気の振動のこと。
比喩ではなくて、人は音を体で感じている。
ライブハウスで聴く生の音楽は、楽器の響きが、その場の空気を伝い、観客の体に響く。
日常生活でも、耳で聴こえないなにかを、キャッチしていることがある。
「あれ?今ぼくに話しかけようとしなかった?」「うん、でも考え事しているみたいだったから、やめたんだけど・・・」

声がとしてきちんと発せられる手前にも、何らかの音があり、気配(けはい)を感じる事がある。
音を感じているのは、耳だけじゃない。
CDやDVDと違って、ビデオテープはアナログ録音。
だから聴こえない音=感じる音もちゃんと収録してあったのだ。
そうか、そうだ、そうだった、アンプラグドはこんなに素晴らしいライブだったのだ。
時代遅れだと思っていたけど、いいんじゃんビデオテープ!

2004.03.19 (fri)
赤んぼってヤツは、要求が確実に実行されるまで、泣く。
「わかったわかった、今母乳を飲ませてあげるから、ちょっと待っててね」
と言っても泣き止まない。
シャツのボタンを外して、母乳を出す為のマッサージをはじめても、泣き止まない。
抱いてあげて、おっぱいのそばまで近づけても、まだ泣き止まない。
確実に口に含むまで、吸ったおっぱいから母乳が染み出してくるまで、絶対に泣き止まない。
口約束や、手形は一切受け付けないし、惑わされもしないのだ。
ヤツらは、現金を手にするまで、確実に履行されるまで、絶対に要求の手を緩める事は無い。
すごいなぁ・・・
もし、そういういう大人がいたら、絶対に嫌われて憎まれて、誰にも親切になんかしてもらえずに、
無視されて、黙殺されて、社会からはみだしてっちゃうだろうに。
大人って、そういうところで弱っちいなぁ。
社会からはみ出したくないから、自分の要求はグッと飲み込んで、「まぁ、いいですよ」なんて言って我慢してしまう。
多少は、赤んぼのような強引さも、見習った方がいいのかもしれない。
『必要なものは、最後まで“本気で”要求するべし』 by須永朝

2004.03.18 (thu)
サッカーで日本のアテネ出場が決まった。
そのおかげで、僕が今までなかなか上手く伝えられなかったことが、伝えられそうな気がしてきた。
正直なところ、この、設計の仕事をしていて、素晴らしく良いものが出来る時と、そうでない時がある。
もちろん、ある程度の合格点をクリアした上でだけど、設計した本人は諸手をあげて喜べない、そういう時もある。
設計者の常識としては、こういう事、書いちゃいけないのだろうけど、実際あるのだから、僕は隠さず言おう。
この原因は、主に建て主さんのキャラクターによる。
「そんな、無責任なこと!」と言われそうだが、設計者も人間である以上、そうなのだ。
設計者が言う『良い建て主』とは、こちらの気持ち“その気”にさせてくれる建て主のこと。
『悪い建て主』は、“その気”を無くさせてしまう建て主のこと。
「おい!気分ひとつで仕事の質を左右されちゃ困るよ!」そんな声が聞こえてきそうだなぁ。
でも僕らは、完成品を売るだけの営業マンではない。間違いの無い製品を生産するマシンでもない。
生身の人間が、あーでもないこーでもないと、日々頭をひねって、思いついたり、思いつかなかったり。
サッカーでは、『アウェイ』と『ホーム』の違いが、試合内容を大きく左右する。
そのことは、サッカーを見たことがある人なら誰でも、当たり前だと言うだろう。
格下のチームが『ホーム』の試合では、格上のチームに勝ってしまう、そんなことは珍しくない。
最強と言われたチームが、『アウェイ』で萎縮してボロ負けする事もある。
どちらの試合だって選手は真剣だ。
出せる力の限り戦っている。はず。
そういえば、クラス対抗リレーもそうだった。
第一走者を誰にしようか、アンカーを誰にしようか、それはレースの結果を左右する重大な事。
ホントは、全員が同じ距離を、全力の速度で走るのだから、タイムの足し算をすれば、
どのクラスが一番早いかなんて解ってしまうのに、結果は必ずしもそうはならない。
拮抗したレースで、アンカーが意地っ張りなヤツなら、そいつの100%を超えた120%の力を見せてくれる事があるし、
プレッシャーに弱いヤツは、実力を出し切れないで追い抜かれてしまったりする。
建築の設計で、設計者は敷地の条件と格闘し、建築基準法と駆け引きをし、工事費を横目でけん制しながら、
力の限り、全力で戦っている。
その時に、キーになるのが建て主さんパワーである。
“○○邸新築工事”という真剣勝負の試合が、『ホーム』になるか『アウェイ』になるか、それは建て主さんに掛かっている。
一緒に成功に向かい選手の士気を上げてくれるサポーターとなるか、
かく乱作戦で選手を弱らせてくれる敵となってしまうか。
もしサッカーの代表予選を、ホームでもアウェイでもない第三国で、1人の観客もいない冷えた体育館でやったら、どうだろう?
実力通りの、正確なランキングにはなりそうだ。
でも僕らが期待しているのは、実力以上の試合を見せてくれるチームを選出すること。
予想を超えた試合内容を、目の当たりにしたい。
家を建てようって人の気持ちも、きっとそうだろう。
「私達のためにスペシャルな、特別の特別、最高の建物を創ってよ!」
もちろん設計者もそれに応えたい。応えたくてウズウズしている。
だから言いたい。
最高のサポーターになってね!!

2004.03.17 (wed)
友人家族がやってきた。1歳3ヶ月のコドモを連れて。
ぇえ?デカくなったねぇ〜!
1歳3ヶ月にしちゃ大きい方なんだそうだけど。
それにしても、大人と同じ頭の大きさしてるもんねぇ。でも表情とか肌感は赤ちゃんなの。ヘンなのぉ〜。
ウチのコドモなんか小動物に見えてくるものね。オモシロイ!
そして午後は、森に浮かぶ家の現場へ。
この強風の中も、大工さんはひとりでコツコツ頑張ってくれていました。頭が下がります。

2004.03.16 (tue)
『ランドリークリーンリング』というモノをご存知でしょうか?
コイツをぽんと洗濯機に入れてガラガラ回すと、洗剤を入れなくても汚れが落ちる、経済的、排水がキレイ、節水、というシロモノ。
リングが壊れない限り半永久的に使えて、2年以内の破損なら新品と交換してくれる保障つき。
4年前、東急ハンズで9800円で購入。(うわ、高かぁ〜)
「ホントに落ちるのか?“アメリカで大人気”とか書いてあるけど、それがむしろアヤシイな・・・」と疑問には思いましたが、
その頃は僕のアレルギーが一番ヒドイ時期で、皮膚がカサカサのカユカユでそりゃぁもう大変だったので(後に原因は慢性的な睡眠不足と判明)、
藁をもつかむように、清水の舞台から飛び降りる覚悟で、大枚をはたいて購入に踏み切ったのでした。
まさか3年半で壊れてしまうとは、予想をしていませんでしたが、計算上は2年でペイしているはずなので、まぁ経済的だったのでしょう。
汚れ落ちもそこそこ良かったし、これからは赤ちゃんの洗濯物もあるし、このたび2代目を購入しました。
今回の購入はインターネットで5400円(税・送料、込み!)。
ちなみに、前回東急ハンズで購入した際、似たような商品で『もも太郎』(4500円)というのも一緒に購入し、
汚れの落ち具合を比較してみたのですが、そっちは、あんまり落ちませんでした。

2004.03.15 (mon)
確定申告最終日、税務署のある角を曲がると、人がゾロゾロ同じ場所に向かって歩いている。
その先には道路にまではみ出した人の行列。
まるで初詣みたいな大盛況。
「最後尾はこちらですよぉ!右の列は職員に質問をしながら申告書を書く人ぉ、提出するだけの人は左の列へどうぞぉ!」と、職員は声をあげる。
でも、どちらも長蛇の列。並んでも30分じゃきかないだろうな・・・
ふと気が付いた、確定申告ってたしか『郵送もOK』じゃなかったっけ?
その辺にいた職員に確認してみると、
「郵送の場合は、締切日必着ではなく、消印有効。控えが欲しければ返信用封筒を同封しておけば送り返します。」
だったら提出のみの僕はこ列に並ぶ必要は無いだろう、ウチに帰って封筒に入れてポストにポンで良い訳だ。
おい!だったらそれを教えてやれよ、そこの職員!提出だけの連中が30分も1時間も並んでるだろうがよ。
自営業はタイムイズマネーが、勤め人よりずっとずっとシビアなんだからさぁ。
さて、夕方は新宿で友人と会う。
彼は僕の大切な友人。彼に、とっても良い事が最近あったことを知らされた。
「あっそう!それは素晴らしい!!」そうなんだ彼はすっごくイイ人なのだ。
人ごとなんだけど、彼が幸せである事が、僕にとってもこんなに幸せなのだと気が付いた。
いま僕はヤッホー!って気持ちだ。

2004.03.14 (sun)
我が子は今日もグズっており、カミさんはきのうに引き続き、「頭痛で・・・」と寝ているので、
友人が貸してくれたダッコ紐で、コドモを横抱きにして、食事の準備。
ダッコ紐メーカーの人が見たら悲鳴をあげそうな、ギリギリの体制で洗い物をし、野菜の下ごしらえをする。
それが終わったら、バランスチェア(デスクワークで姿勢を良くするための椅子)で、コドモを膝に乗せ、
前後へロッキングチェアのようにゆすりながら、僕はコンピューターに向かい、お仕事。
なんか知らんけど、今日も大忙し。

2004.03.13 (sat)
「うちのコはボブマーリーを聴くと、よく寝るんだ。レゲエのリズムがほど良いんじゃないかな?」
と、いつだったか友人が言っていたのを思い出した。
グズって寝てくれない我が子に聴かせてやろうと、ボブマーリーのCDを流してみるが、一向に落ち着く気配がない。
仕方がないので、抱きかかえ、ダイニングをグルグル歩き回ってみる。
・・・泣き止まない。
だんだん自分の方が歩き疲れて放心状態になり、流れるボブマーリーのリズムに、勝手に体が反応しはじめた頃、
いつの間にかコドモはおとなしくなった。
あぁ、そうか!
ボブマーリーは別にコドモに効く訳ではないのだ。
ボブマーリーを聴いていると、親のほうの体が勝手にリズムを刻んで、腰をクネクネ、体をユラユラしてしまうので、
結果として、コドモをあやしているようになるのだ!
コドモがグズった時に、「あぁあ、めんどくさいなぁ・・・」と思わないで、ゴキゲンにあやせる方法、それがボブマーリーだった。

2004.03.12 (fri)
夜、友達が遊びにやってきた。
「Windwsのインストールがよくわからないから助けてくれ」というtelの30分後、
やってきた彼の手にはギターケース。
けっきょく2時間、LedZeppelinの変則チューニングについて、ああでもない、こうでもないと、二人してギターを弾いているだけだった。
あぁ、楽しかった♪

2004.03.11 (thu)
我が子の出生届けを出してきました。
『すなが あさ(須永朝)』に決定です。
これは・・・自分に子供が出来て初めてわかった事ですが、
親戚とか友人が、「子供の名前、もう決めた?」とか訊いてきますよね。
その時に「○○にしようと思っているよ」なんて言おうものなら、
「え、○○?それなら○○美のほうが良いんじゃない?○○子とか?あとは××なんてどう?△△も良いと思うんだけどな」
好き勝手、言ってくれる。
これがねぇ・・・、すごくうっとぉしい!
てきとーな事を、思いつきで色々言われると、非っ常ぉーに不快なんですね。
我が子にとっちゃ一生背負っていく名前。親はホントに真剣に考えているんだから。
その場の思い付きで、パーパーてきとうな事を言ってくれるなってんだ。
そんな時に、「○○?へぇ、いいじゃない!」なんて言ってくれる人に出会うと、砂漠のオアシス!
ホントに良い名前と思ってくれているかなんか、もう、どうでも良くて、
社交辞令でもぜんぜん構わない。その、正面から受けとめようというその紳士な姿勢に、「この人いい人だなぁ・・・」と心から思いますね。
いやぁ、僕も今後は気をつけようっと。

2004.03.10 (wed)
なぜ柿渋なのか?
なぜ床を張り替えているのか?
ただでさえヒッチャカメッチャカなこんな時に。
その理由を書くのを、忘れていました。
ウチは賃貸のマンションで、もともと床にはビニール床シートという、ビニールでできた床のシートが貼ってありました。(←説明不足)
(ほらあれよ、トイレなんかでさ、おしっこポタポタ垂れてても、ささっと拭けちゃう、少し弾力のある素材よ)
コレがあまりにも非人間的な感じがしてキモチワルイ、引っ越してくる前にビニールの床の上に、合板を乗っけて、床にしたのでした。
一切の家具も自分で作ったもので、工業製品の合板で作ってあります。
ホルムアルデヒドの問題、数年前から騒がれていますよね。
もちろんそのあたりの事も考慮してはいるので、ここで3年間生活・仕事をしていますが、特に問題はありませんでした。
大人の体には。
そうなんですよ、大人の体にはね。
でも、特に新生児にとっては「息をすること」そのものが、体への新鮮な体験なわけです。
ホルムアルデヒドの問題もそうだったけど、ジャンジャン使われて人体への被害が顕著に、隠しきれないところまで出てきてから、
「あ、あの素材、ダメでした。・・・けっこう昔から」
というのが、世のパターンでしょ。今後だって何が発見されるか予測もつかない。
いつも僕の設計する住宅では、そういう不安の拭えない新建材は使わないようにしていました。
が、ウチにも子供も生まれたことだし、『自宅は実験の場』というのを少し緩めようじゃないか、というわけで、
合板の床をはがして、無垢の杉板に張替え、家具には、ホルムアルデヒド等の吸着効果があるという、伝統ある塗料の柿渋を塗る事にしたのでした。
形には残らないけど、きれいな空気をプレゼントしてあげたいなと。
「100年前からある素材を使う」というのが、僕の設計者としての変わらないスタンスです。

2004.03.09 (tue)
「かぁわいいなぁ〜」
一日でこの言葉をいったい何百回言っているだろう?
特にウチは得してるしね。
2400グラムの赤ちゃんは、悪りぃけど、3000グラムの赤ちゃんより、かわいい♪
ずぅーっと、かわいい。
2400グラムの赤ちゃんは、いずれ3000グラムにもなるけど、3000グラムで産まれてきた赤ちゃんは、それより小さくはなってくれない。
そういう意味で、ウチはずいぶん得をさせてもらっている。
牛だってそうだが、ふつう生き物は、産まれて数時間で自分で歩けるようになるってのに、人間の赤んぼは「どてっ」と寝ているだけで何にもできない。
常に誰かに世話をしてもらい続けていなければ、数時間で死んでしまう。
だから赤んぼはかわいい。
人間は「小さいものを魅力的に感じるよう」よう、プログラムされている。
姫リンゴ、ミニクーパー、茶室、盆栽、チワワ、ミニボトルの醤油・・・
ちょと小さくして売ると、よく売れる。最初は。
でも、だんだん「デカイ方が得かも」とも思うんだよね、大人は。あざといからさ。
まぁ、僕は本能にストレートにいきたいネ。
だってさぁ、んもう、かわいいんだよぉ〜、小さい赤ちゃん♪

2004.03.08 (mon)
さて、またしても徹夜明けである。
徹夜明けはテンションが高い。今なら何でもできてしまいそうな気がする。
しかも外はなんだか良い天気。こんな時は、・・・柿渋塗り。
寝室に置いてある、数年前にデザインした『1人暮らし用家具ユニット』に柿渋を塗ってみる。

2004.03.07 (sun)
実際に子供のいる生活を始めてみて、何が足りないか、たくさん必要なものは何か、分かってきた。
今日は、ウチの父に車を出してもらって、赤ちゃん用品をまとめ買い。
今日一日で片付けようと思ってた仕事があったのに・・・
明日の朝までに、先方にメールで送ってしまわなければいけない仕事。
しかたない。また徹夜か。

2004.03.06 (sat)
『森に浮かぶ家』の上棟式のあと、研究会へ。
今回の建築道場は、こんな時だからお休みしたかったのだが、
僕の好きな建築『白翳の家(坂本昭)』についての研究だったので、無理やり参加。
打ち上げはパス・・・と思っていたのだが、「みんなで須永君とSくんの合同出産祝いをしよう!」という嬉しい計らいに、
最後まで参加。
なんだか自分が想像していたよりも、ずっとたくさんの方々から、祝っていただいています。

2004.03.05 (fri)
久しぶりにsurvival designホームページのアクセス状況を見てみたら、ここ一週間のアクセスが異常に多い!
中でもDailyへのアクセスがダントツ。
みなさん、気にしてくださっていたのですね。ありがとうございます!!
カミさんも僕も、体調は少し回復しました。
娘は、まぁよく泣くけれども、元気です。
もう数日で生活のリズムがつかめるでしょう。
さぁ、明日からは通常営業に戻ります。

2004.03.04 (thu)
赤ちゃんが我が家にやって来た!
でも、僕はフラフラである。
連日のオーバーワーク、睡眠不足。
肉体労働の徹夜作業は、机の前でのそれとは比較にならないと、思い知る。
退院のカミさんと娘を病院へ迎えに行ったら、カミさんは僕の顔を見るなり「なんて顔してるの?!むくんでボロボロよ!」と。
ありがとう。苦労が解ってもらえているだけで充分さ。
さぁ、今日から家族だ。

2004.03.03 (wed)
過労でダウンしているわけにはいかない。
帰ってくるまでに完全に終わらせなければ。
きのうの見積もり「さーて、この大量の本をどけて、また戻すだけでも半日は必要だぞ。」は、甘かった。
それだけで、たっぷり9時間は掛かった。
そんな合間にも森に浮かぶ家の現場監理。こんな時でも仕事もする。(当然か・・・)
夕方からやっと事務所の床張りがスタート。
夜12時、納品された床材が注文よりも少ない事が発覚・・・
アクシデントには強い男だと自負しているが、よりによってこんな時に・・・
徹夜での作業が決定する。

2004.03.02 (tue)
早朝、カミさんの着替えを届けに病院に行くと、赤ちゃんの顔が変わっていた。
おとといまでは、胎児っぽい顔をしていたのに、驚いたことに今日見たらすっきりと人間らしい顔つきになっていた。
たった1日見ないだけで、こんなに変わるの??
さて、病院から急いで帰って、床の張替え。写真は柿渋を塗っているところ。
友人のお手伝いのおかげで、ダイニングだけは終わったが、それでも大変だったなぁ。腰がぁああ・・・あう!
明日は仕事部屋の床を。さーて、この大量の本をどけて、また戻すだけでも半日は必要だぞ。
うぅ、赤ちゃんウチに来る前に、おとうさん過労でダウンかも・・・

2004.03.01 (mon)
今日は、びっちり仕事!
食事を採るのも忘れて、一日中ずーっと図面を描き続けていた。
深夜、慌ててコンビニで弁当を買って来て、食べながら考えていたのは、
「宇宙食みたいに、ゼリー状のゴクゴク飲める弁当があったら便利なのに・・・」
イカンイカン。1人でいて忙しいと、人間らしい生活を忘れてしまうようだ。
今朝、友人からtelがあり、
「産まれたんだねおめでとう!Daily読んでさ、なんだか涙でそうになっちゃったよ。
よかったねぇ。なんかワタシに手伝える事があったら言ってよ!」
と言うので、チャーンス!とばかりに、明日・あさってでやろうと思っていた、ウチ(事務所と自宅)の床の張り替えを手伝ってもらう事に♪
ホント、僕の周りは、申しわけなくなっちゃうくらい、イイ人ばっかりだわ。
コドモとカミさんが退院してくる前に、張り終わらせちゃわないとねぇ。
なんだか毎日が戦争みたいな忙しさ。
やっぱり宇宙食・・・いや、あれ?戦争中って何食ってんだ?戦争食ってあるのかな?
知ってる方いらっしゃいましたら、教えてくださいませ。

さて、2月のDailyはこちらか、
右のバックナンバーメニューからどうぞ。