Daily・・・日々雑感

2004.01.31 (sat)
今月男の子が産まれた友人に、「名前は何てつけたの?」と訊いたら、『●太郎』だよって。
       ・o・
いやぁ驚いた。すぐには現実が飲み込めなかった。
いやぁ、実はウチの子に準備している名前が、一文字で『●くん』なんですよ。
男の子か女の子かどちらが産まれるかは教えてもらっていないんだけど、僕もカミさんも男の子がいいなと思っていて、そういう予感もあったので、
もうかなり前からお腹に「●ちゃん、●ちゃん♪」って話しかけていて、最近ではニックネームで「●太郎ちゃん」って呼ぶこともあった。
(ちなみに僕は両親からずーっと『ゴウスケ』と呼ばれていました。そういうニックネームってありますよね。)
●という字は、名前でつけている人は滅多にいない、割と珍しい名前だと思うんだけど。
あるのねぇ〜、こういう偶然って。彼とは波長が合うのかな。不思議なもんだ。
先日の名付けランキングの経緯もあったので、カミさんに「●ちゃん、カブってるけど、どうする?」と訊いてみたら、
あっさり、「いいんじゃない。」と。
あ、そう。あんまり驚かないのね・・・。
あぁ、名前つけるのってたいへん。ちなみに、ウチの名付けのコンセプトは
・漢字で1文字
・ひらがなで2文字
・字の読みがストレートである(当て字みたく凝らない)
・どんな民族の人にもすぐ覚えてもらえる響き
・この世に同姓同名が二人といないと思えるオリジナリティ
・でも奇抜でない、馴染みのよい名前。
ちなみに先日の名付けランキングのおかげで却下になった名前は、『凛(rin)』でした。
8年前から用意していたんだけどね・・・・温めすぎてしまった。
さて、今のところの最有力候補は、女の児なら『朝(asa)』、男の子なら『然(zen)』です。

2004.01.30 (fri)
青色LEDの中村さん、そのうちノーベル賞の田中耕一さんと比べて、どうのこうのと言われてしまうんじゃないかな。
田中さんは「会社に感謝している。一社員として今までどおりやっていきたい」って謙虚なのに、
片や、中村さんは会社をやめて好条件の方へ行き、しかも200億円の請求。
田中さんは見た目が、のほほんとしているし、中村さんはいかにもヤリ手にも見える。
正反対の研究者に見えるんだけど、結局問題だったのは、会社が私を大事にしてくれているかって、ことですよね。
人が正反対なんじゃなくて、会社が正反対だったと。
中村さんだって、「200億円あったら豪華な生活ができるだろうなぁ」なんて思いで、訴えているわけではなくて、
「こんだけ貢献したのに2万円かよ!」って怒りで訴えているわけだ。
初めから発明に成功したら会社から独立して・・・という気持ちではなかったようだし。
この発明が成功したら報奨金がたくさんもらえて、夢のような出世もできて、ってあくまで会社内での成功・評価を初めは期待していたようだ。
きっと、「報奨金5000万円、重役昇進、今後の研究に関して開発費は限度無く予算を組んであげるから、これからは更にノビノビ研究してください。」
なんて待遇を約束していたら、こんな事にはならなかっただろう。し、「重役より研究者でいさせてください」なんて辞退すらしたんじゃないだろうか。
日亜化学在籍時代から、ちょくちょくテレビの特集番組で取り上げられていたし、世の中からはしっかり評価されている人だから尚のこと、
会社の「社員は働きアリ」って方針には納得いかないでしょうな。
大きな会社も小さな事務所も、「社員の気持ち」を汲んで、上手に人の心をコントロールしてあげないとね。
以前僕が勤めていた事務所の所長は、「いつも頑張ってくれてありがとう。事務所がやっていけてるのは君たちのおかげでなんですよ」ってしょっちゅう声を掛けてくれた。
所長は腹の中では不満もあったろうし、僕にもあったはずなんだけど、そんなことすべてを帳消しにして「あしたも頑張ろう」って思えたものです。
財産て、人のことなんだよな。

2004.01.29 (thu)
・・・・あぁ、ねむい。
Dailyでは平和そうですが、いま多摩市S邸の実施設計が大詰めで、じつはとってもしんどいのです。
睡眠を削って朝から夜中まで、コンピュータにかじりついて、ひたすら図面描き。
今がちょうど、疲労が溜まってくる時期。手首はケンショウ炎、おなかはPゴロ。
あと数日だから、と自分の体をなだめながら、ムリを承知でムチを打つ。がんばれ自分。

2004.01.28 (wed)
臨月に入りました。おなかに子供の形が浮き出るほど、皮のすぐ下で、ヤツは動きまくっています。
理論上は、もう一週間後には「いつ生まれてもおかしくない時期」に入ってしまうのだと・・・早いなぁ。
最近、子供が産まれるにあたって本気で考えるようになった事があります。
『いけないことは絶対にしない』
たとえば、駅前に自転車を止めないとか、レンタル屋さんで借りたCDをコピーしないとか、約束の時間は守るとか、むりやりな言いわけをしないとか。
いけないことの中でも、盗みとか殺人とかから比べたらずっと軽く見られているような、日常にままある一応いけないことを、スッパリやめようと思っています。
真っ白な子供の価値観には、「この程度なら・・・」とか「やむを得ず・・・」なんていう『グレーの度合い』はきっと通用しないでしょう。
いけないことは、いけないのだと、冒してはいけないタブーを最初のうちに染み込ませてやりたいのです。
僕の父親はひどく要領が悪い人ですが、でもそのおかげで、絶対にズルをしない人です。「ズルってなに?」っていうくらい、思いつきもしなかったんじゃないかな?
本当はいけないことだと解っていても、「まぁ、みんなやってる事だし」「ちょっとだけだから」とか、
苦笑いを浮かべて、自分に言い訳をしながらやってしまう場面は、ままあります僕は。正直に。
なぜここに自転車を止めてはいけないのか、300円払って借りたCDをなぜコピーしてはいけないのか、その理由は日本語がわかるまでで成長してから、ゆっくり教えてあげればよいので、
まずは、子供が自分で『判断』が出来るようになるまでの間は、親としてひたすら正しいくやっていこう、いかなくちゃ、と思っているのです。
なんだか最近、僕の目にはズルいと映る事でも、正当な事のように主張する人が、昔よりずっと増えているような気がするのです。
それを、単なる価値観のズレと呼んでいいのか、戸惑うことがしばしばあります。
競争と情報ばっかりの世の中ですが、子供が社会に出て行くまでに最低限、ルール、マナー、モラル、この3つの違いだけでも、しっかり覚えさせたいなと思っています。

2004.01.27 (tue)
ここ一週間くらい、毎日1通ずつヘンなメールが送られてきていた。見覚えの無いアドレスから、白紙のメール。
よくある、怪しい儲け話やエロサイトへのリンク付きの、迷惑メールともちょっと違う。
ウチはウィルス対策とか面倒なことはしていないので、メールはwindowsでは受信しないようにして、macのほうで管理しているので感染の心配は無いのだが。
ところが、今日は一日で6通の不審メール。アドレスを見ると国内の誰か個人のものと思われるアドレスから。
タイトル・本文は短く英語で書かれており、添付ファイルのオマケつき。怪しい・・・
ウィルスメールは、そのメール自体を開かなくても、プレビューの時点で感染するものもあるらしい。
僕自身もかつて、インターネット上のHotMailの受信トレイを覗いただけで、windowsマシンが感染してしまった痛い経験をしたことがある。
おかげで今は、メールはまずmacでチェックして、怪しいモノはすぐ捨てる。ゴミ箱フォルダからもすぐに削除する。
ウィルスのほとんどはwindows用につくられている。シェア3%のmacはハッカーからも相手にされていないのだ。
きっと、マイクロソフトがソフトメーカーがいくら頑張ったところで、ウィルスは無くならないだろう。この先永遠に。
ハッカーにとってはゲームだろうから。攻略が難しくなればなるほど、ゲームは面白くなる。
僕がmacからwinに移行しない理由はそういう、マイノリティーの利というところにもある。
ウィルス・迷惑メール予防で意外と見落としがちなのは、インターネットのBBS(掲示板)。気軽にメールアドレスなど、書き残さない方が良いようです。
さて、こんな事を書いている間にもまた1通、見覚えの無いアドレスからのメールが届きました。"FROM: naokikun@*******"
どこの誰か知らないけど、ナオキく〜ん、気をつけて〜、感染してますよぉ!
*今回のウィルスの情報が公開されていました。参考にしてください。

2004.01.26 (mon)
『この家を作ってくれたひと』というアルバムを作りたいと、常々思っていた。
建て主さんは多くても週一回くらいしか現場に来られないので、自分の家のために汗を流してくれた人の、全員と会うことは難しい。
職人さんひとりひとりの人柄をよく知らないまま終わってしまう事は多い。
卒業式だって結婚式だって、人生の一大事の時にはやっぱり集合写真である。
今回、『森に浮かぶ家』建設にたずさわってくれた全員の写真を撮って、まとめようと思う。
お金に換算できない価値が、人生の一大事にはあるはずなのだ。

2004.01.25 (sun)
「オオカミはおなかが空いていたから、赤ずきんちゃんを食べようとしたのよね。
当たり前の事じゃない?自分が生きるために、他の動物の肉を食べるのは。
それに引き換え、別に餓えてるわけでもないのに、寝ているオオカミのおなかをいきなり引き裂いて、
そこに石をゴロゴロ詰め込んだ赤ずきんちゃんって、とんでもなく残虐だと思わない?それってただの虐待じゃない!」
いま、オオカミの気持ちが痛いほど良くわかるのだそうです。ウチのカミさんは。
おなかパンパンに石ころを詰められ、フーフー言って歩くオオカミの気持ちが。

2004.01.24 (sat)
浮かぶ家の配筋検査。
ここの現場はウチから自転車で10分でいける。
通常、現場監理は週1回という設計事務所が多いようだが、これぐらい近いとこまめに確認に行かれるので実に良い。
週一回の現場監理を、現場での確認・指示に1時間、電車での往復に2時間、で計3時間費やすのも、
現場の往復20分、確認・指示10分、という監理を毎日やっても、同じ3時間。
実際には1日置きで充分だが、こまめに通う方がずっと密度の濃い監理が出来る。
現場は日々、複数の職種が次から次へ作業を進めていくので、確認したかった部分が翌週には塞がって見えなくなってしまうこともある。
もちろん、その周囲を見れば大よその推測は付くのだが、確認できるに越した事は無い。こまめに通えば職人さんとも仲良くなれる。
気心が知れてくれば、細かいところにも気を使って施工してくれるようになるものだ。「アイツ細かい事うるせぇからなぁ」なんて言いながら、釘の1本でも多めに打ってくれる。
そんな小さな事の積み重ねが、大きな家を作っている。家は工業製品ではない。どんなに機械化しても、必ず現場での作業はある。
結局、生身の人間が、工業製品を組み合わせて、指に木のトゲ刺しちゃったり、持病の腰痛をごまかしたり、今晩の巨人阪神戦が気になったり、
朝の奥さんとケンカのムシャクシャを引きずったりしながら、バツン!バツン!と合板に釘を打っているのである。
家作りは建て主にとっては一生に一度の重大な事件。業者・設計者はその気持ちをよく汲むべきである。それはもちろん。
が、建て主もまた、家作りは建築従事者にとって日常であり「結婚式の仲人と同じくらい緊張感を持て」言ったところで、
それは土台無理な事であると、解ってあげることも必要である。(こういう事を設計屋はHPに書かないですよね。フツウ・・・)
良い結果への道は、お互いに、ただの人間同士なのだ、と認め合ったところから、やっとスタートすると、僕は思っています。

2004.01.23 (fri)
iBookがやって来た!
Windows全盛になってしまった現在、Macintoshにしか出来ない事は無くなってしまった。実際、僕も業務のほとんどをWindowsマシンでやっている。
なのに、新たに1台ノートPCを買おうとなると、Macintoshを選んでしまうのだ。選んだいきさつを、簡単に説明するのは難しい。
WinかMacか、Winならどこのメーカーのモノにするか、そうとう悩んだのだ。
繰り返しになるが、「Macintoshに出来て、Windowsには出来ない事」はいまや無い。
なのにMacを選び、今こうして手もとのMacをいじっていると、やはり選択は間違っていなかったと確信する。
Macintoshにあって、Windowsには無いものがあるのだ。それは『魅力』。
人の心をひき付ける『なにか』が、Windowsマシンには全く無い。便利な機械でしかない。
たとえば、いくら便利でも、マジックテープ止めの靴を、多くの人は買わない。面倒でも紐靴のほうを買う。
女性のハイヒールもそう。本来、靴は足を保護するもの。オシャレの道具ではないのだが、歩きにくくても綺麗な靴がはきたい。
結局、機能だけじゃ魅力には勝てないのだ。
じゃぁMacの魅力とは何なのか?簡単に言ってしまうと、Macはかわいい♪
見た目もそうだけど、性能が、機能が、コンピュータの中身が人なつっこく出来ている。仔犬のようにかわいいのだ。
WindowsもMacintoshも「コンピューター」の一言で括られがちだが、根っこの部分が全然違うんだなぁ。

2004.01.22 (thu)
赤ちゃんの検診、2080gになってました。
当たり前だが、成育医療センターには、子供・赤ちゃんがそこいら中にいいる。
昔から僕は、なぜか子供にはモテる。別にとくべつ子供好きというわけでもないのだが。
待合のソファーにカミさんと並んでいても、行きかうベビーカーの赤んぼは、僕の方をジーっと見つめながら通り過ぎていく。
カミさんが、隣にすわった母子と世間話をしていても、母親に抱かれた赤ちゃんは、その手をなんとか振り解こうとしながら、僕の方にジリジリ寄ってくる。
待合のミニテーブルに図面を広げて真剣に考え込んでいる時でさえ、子供はトコトコやって来て「ねぇなにやってんの?」という顔で、こちらを覗き込んでくる。
カミさんの方がよっぽど、子供好きのオーラを出していると思うのだが、どうも子供の判断基準は大人のそれとは違うようだ。
赤んぼを見かけるたびに愛想笑いを欠かさないカミさんも、僕と一緒にいると子供から見向きもされない。そこが納得がいかないらしい。
感心と嫉妬が入り混じった声で、「なんで子供はあなたの方ばっかりに、寄っていくの?」と訊かれても、そんなこと知らない。僕はいつも普通にしているだけだ。
「子供はきっと、かまってくれそうな人に寄っていくのね。」
ちょっとちょっかいを出せば、一緒に遊んじゃいそうな「遊びたいぞぅ」のオーラが、僕からは出ているのだと、カミさんは勝手に納得していた。

2004.01.21 (wed)
ここ数日のニュース。
・「自衛隊はどこだ?」「自衛隊はどこだ?」と、隊員をはるかに超える人数の報道陣が、自衛隊を追い掛け回している。
・「自衛隊は私たちが守る!安心してほしい」とオランダ軍は胸を張る。
・イラクに入って初めて、自衛隊がオランダ軍の護衛なしで単独で車両による移動をしました。
・・・・・・・・・うぅ、『はじめてのおつかい』だな、こりゃ。

2004.01.20 (tue)
ジェリーの上司の方々は、話しやすい優しそうなかただったので、一安心。
さて、仕事以外のことで、メモしておきたかった事を。
枕元に積んでおいた『ブラックジャック』が、全25巻読み終わった。
ずいぶん昔に買ったものなので、もう何度も読み返しているのだが、何度読んでも面白いんだなぁ。
ちなみに、いま書店でよく見かける黒い背表紙のブラックジャックは、傑作選なので全編収録ではないんです。
これから大人買いで揃えちゃおうかなって人は、収録が多くてしかも結果お買い得なこちらをおすすめします。
手塚治虫ってこんなにオモシロイのに、「道徳的」って評価が付いて回ってしまうのは何ででしょ?
もったいないなぁ、僕のようなへそ曲がり連中は、道徳的なるモノをつい避けようとしてしまうからねぇ。

2004.01.19 (mon)
建設会社の設計部で働いている友人からtelがあった。
「ビジネスとして店舗のデザインを頼めないか?」と。
さて、あす打合せをすることになったのだが、どうしよう?
21・22歳のころ、同じ設計事務所に勤めていて、夜中に僕のアパートに突然現れては、朝までグダグダ飲んで、どうでもいい話をしていた、そういう気心の知れた相手。
いつも、アダ名の『ジェリー』か、呼び捨てで『S藤』と呼んでいたのだが、今回は先方の上司も同席してビジネスのお話の場なのだ。
いまさら「S藤さん」て、呼ばなきゃいけないのかなぁ・・・なーんか、変な気持ち。

2004.01.18 (sun)
『お熱いのがお好き』という映画を観た。
ビリー・ワイルダー、ジャック・レモン、マリリン・モンロー、すごい人だと、名前だけは知っていたが、ちゃんと見たのは今回初めて。
チャップリンもそうだったけど、まだ観ていない名画って、まだまだいっぱいあるなぁ。
で、感想。すんごくイイ!なんで今まで観なかったんだろう。三谷幸喜が絶賛しているだけあって、テンポと展開が素晴らしい。
一気に見る時間が無くて、3回に分けて見ちゃったんだけど、それでも充分。ドタバタコメディーの傑作だねぇ。
観終わって「映画ってホントにいいもんだね・・・」って、自然に口をついて出てしまった。この、心の底からの充実感。
まだ観てないってかた、こいつぁ観ないとせっかくの人生損しちゃうよ。それぐらい、おすすめしちゃいたい。
マリリン・モンローって「セクシー」ってイメージがあったけど(パッケージの写真でもそういう扱いだけど)、この映画のなかでは、すごぉくキュート。愛らしい。
ホント、何から何まで心奪われっぱなしの映画でした。

2004.01.17 (sat)
岩井俊二監督の『打ち上げ花火、下から見るか?、横から見るか?』を観た。
映画は長いので3日に分けて、昼食のときに観ようと思っていたのだが、案外すんなり終わってしまった。
51分の短い映画。いいよなぁ、岩井俊二の映画って。『カタコト』なかんじのストーリーで。
「結論を言わない」ってのはエンターテイメントの定石だけど、岩井俊二のはそれ以上で、もう意味とかほとんど説明してくれない。
断片がポン・ポン・ポン、と描かれて、前提と途中と後のことは、なんとなくの想像で補う。
・・・・その店の名前はもう覚えてはいないが・・・・そしてあの男はそのピアノに真っ直ぐ向かい・・・・・よかったですよと、声をかけてしまった。
・・・・いや、そこに誰かいるみたいだったから・・・・・「君は僕の話を信じるかい」・・・・それは、僕の人生を左右するほどの物語だった。・・・・
↑のたった2行の文章、なにか物語を感じません?カタコトの文章だけど、勝手に自分の中で背景を補って想像する。
そういうカタコトのストーリー。
もちろん、映像も美しいね。映像作家と名乗っているだけあって、物語が無かったとしてて、ただ眺めているだけで十分感じられる映像。
あぁ、そうか、『冷静と情熱のあいだ』なんかも、岩井俊二が映画化してたら、きっといい映画になったんだろうなぁ。

2004.01.16 (fri)
これから月末に向けて、恐ろしい忙しさになる。今のうちにコンピューターをパワーアップ。
windowsXPというOSは、OS自体がとんでもなく重くて、それだけでメモリ256MBを食ってしまうのだそうだ。
今までずーっと知らんかった。そんなんで、winマシンのメモリを大きいものに交換。
さて、取り外した128MBのメモリ、なんか使い道は無いかなぁ、売ってもいくらにもならないだろうし、と、macの方に入れてみたら、ピタリと刺さった。
起動してみると、・・・・ダメ。でもめげずに、じゃ別のスロットに・・・って4回くらいあちこち試してみたら、ちゃんと起動した。
384MBまでしかダメなはずのG3DTに512MB。なんだ、やれば出来るじゃん。
しかし、・・・コンピューターの中って、汚いですな。基盤の上にふわふわとホコリだらけ。よくこれまでショートしなかったもんだ。
1年に一度くらいはケースを開けて、掃除してあげた方が良さそうですね。
さて、仕事の続き、続き。

2004.01.15 (thu)
今日から『森に浮かぶ家』が着工しました。
建物を建てるということは、風景を変えてしまうということ。
←この眺めも、もうなくなってしまいます。裏のお宅のかたゴメンナサイ。しっかり頂かせていただきます。
さて、そろそろウチの子供の名前も本気で考えなくてはいけない。いちおう、男の子用と女の子用、2種類の名前を用意している。
男の子なら、カミさんが思いついた□□くん。女の子なら僕が8年来温めてきた△△ちゃん。
んが!僕の温めていた△△ちゃんは、子供の名前ランキングで調べたところ、一昨年からベスト10入りしており、しかもグングン順位を伸ばしている。
勘弁してくれよぉ、こっちはもう8年も前に、まだ一人身の時分に、神の啓示のようにある日ハッと思いついて、「いつか、女の子が産まれたら・・・」って思ってたのにぃ。
これはもう、却下である。カミさんも「いい名前だと思ってたのにぃ・・・」と残念そうだが、却下である。自分と同じ名前の人間は、あんまり居て欲しくないものである。
いまさら、これ以上いい名前を考えようったって、そりゃ無理だよ。
8年間にわたって、僕の中の名前のランキングで1位を維持し続けた名前、それに引けをとらないのを、あと2ヶ月で考えるなんて。
これはもう、男の子であることを期待するしかない。
・・・と思っていたところでカミさん、「○○ちゃんってのはどう?」。・・・・・・・それ、・・・いいね。うん。△△ちゃんよりいいかも知れない。うん、それにしよ。

2004.01.14 (wed)
『(墓)地と空』の写真が出来上がってきた。
ちゃんとプロの建築写真家に撮ってもらったやつが。
いやぁ、さすがだわ。自分で三脚構えたのと何が違うって、理由はまぁ色々あるわけだけど、何と言っても、写真の魅力が全然違う!理屈じゃないんだよなぁ。
構図をマネしても、露出を同じようにやっても、同じ機材使っても、・・・同じようには写らないんだ、これが。
ホントは写真なんて誰にだって撮れるでしょ。カメラさえあればシャッター押せば誰にだって撮れちゃう。
写真家のすごいところは、それでメシを食ってるってところ。
誰にでもできる事を、あえてプロとしてやってきちんとメシが食っていけてるってのは、もうすんごい事だと思いますね。
アラーキーなんて、1万円くらいのコンパクトカメラで、待ち歩きながバシャバシャ適当にシャッター押してて、
でも写真集でみると、イイ写真撮ってんだよね。右下に日付がオレンジで焼きこまれてたりするのに。普通のコンパクトカメラだからね。
画家よりも、ミュージシャンよりも、小説家よりも、ずっとずっと裾野は広いハズなんですよ、写真の世界は。
「ウチには写真は1枚もありません」そんなひと99%いないでしょう。
誰にでも出来ることやって、でも、誰にもマネできない結果を出せる。
かっこいいなぁ、写真家!

2004.01.13 (tue)
買ってしまった。
さんざん迷ったが、仕事の幅が広がるなら、と、先行投資だと思って。
ネット上で注文して、「わぁ、買っちゃったぁ・・・」と、ドキドキしてたら、telが鳴った。
仕事の件で嫌ぁなお知らせ。うそぉ?!
まだ、ゆっくり事情を聞いてみないと、何ともいえないのだけど。ひじょうに残念です。

2004.01.12 (mon)
きのうの友人夫妻にベビザラス・西松屋・アカチャンホンポと、赤ちゃん用品店に連れて行ってもらった。
自分達だけで行くと、品数のあまりの多さに、本当に必要なものと、そうでないものがわからなくなってしまうのだが、経験者が相談に乗ってくれるとありがたい。
きのう今日、久々に連休を満喫した♪
夜ニュースを見ていたら、各地で荒れた成人式の映像。情けない・・・
高校時代の担任の先生と、卒業後数年して飲んだ時の事を思い出した。
お酌をしてもらったり、「これ食べろよ」と言われたりする度に、「あ、ありがとうございます」と普通にお礼を言っていたら、
「そうかぁ、お前の口からもそういう言葉が出るようになったのかぁ。
『ありがとう』という気持ちだけは、学校じゃ教えられないんだよなぁ。そうかぁ、自然に言うようになったかぁ・・・」と。
成人式、やってもらってるんですからね。
休日に、わざわざ演台に立ってくれて、何日も前から演説考えてくれて、税金使って記念品をくれて・・・。あれもこれも、みんな大人に用意してもらって。
おい、一部のバカども、いつまでも甘ったれてんじゃねぇぞ!

2004.01.11 (sun)
『ピンポーン、須永さんお届けものでーす』
玄関をあけてみると、友人が赤ちゃんを抱えて立っていた。
「ハイ須永に、うちの子供、お届け〜」
1歳5ヶ月の子をつれて、予告なしの突然の来客。
メールで毎度毎度「そのうち会おうね」とやりあっていたのだが、郷を煮やしたのか、アポなしでやってきた。
嬉しい襲撃。赤ちゃんも大きくなちゃって、ひとりで歩けるし、言葉にならない声も発する。赤ちゃんと幼児の中間かな?
もう、ホント、かわいかったぁ!他人の子供があんなに可愛いんじゃ、自分の子供が産まれてきたら、どうなっちゃうんでしょう?

2004.01.10 (sat)
コンピューターのデータ整理・バックアップをやっている。
年末の大忙しが後を引いているて、本来なら正月休みにやるはずのことが、今になってしまった。
夕方からあわてて建築道場へ。
月一回しかない勉強会なので、これだけは逃さないようにしている。

2004.01.09 (fri)
森に浮かぶ家の地鎮祭。
敷地の中央に、4本の笹を柱に、縄で囲われた正方形の空間に祭壇が組まれる。
神主さんに清めてもらった、この正方形の空間には、不思議な力が宿るという。
親指と人差し指で輪っかをつくってグッと力をいれてもらい、それを輪を解く方向に引っ張ってみる。
縄張りの外で解けたのと同じ力で、今度は縄張りの中でやってみると、・・・解けない。
また、外に出てやってみると・・・解ける。
縄張りの中→縄張りの外→敷地の外 という順で解けやすくなる。
不思議なのだが、誰がやっても、そうなるんだそうだ。

2004.01.08 (thu)
カミさんのおなかは、マッサージチェアの『もみもみモード』みたいに、不気味に動く。
おなかの皮が突然ニョキッと突き出し、そのデッパリはすべるように横移動、消えたかと思うと、おなかのこっちと向こうがボヨンボヨンと波打つ。
「な、なんかいる・・・」
完全に『エイリアン』の世界。こっちの体とはまったく無関係な生物が、おなかに寄生して、勝手に恐ろしいスピードで成長している。
こりゃ、とんでもない事だ。
今日は成育医療センターで、おなかの赤ちゃんの検診。1768gでした。おかげさまで順調です。

2004.01.07 (wed)
テレビで梅酒のコマーシャル。ワンカップで100円
「たまには飲んでみようかなぁ・・・」と近所のスーパーへ行って驚いた。
←見えます?真ん中のが例のモノ。
日本酒のワンカップを想像していたのに、これじゃ薬ビンだよなぁ。可愛らしいから憎めないんだけど。

2004.01.06 (tue)
新しくパソコンが欲しい。
いまmacとwinを1台ずつ使っているのだが、macのほうは、もう6年目。
G3DT233というマシンで、あのカラフルな初代iMacの発売直前のモデル。つまりカッコ良くなる前のmac。
CPUが233MHz、ハードディスク4G、メモリが64メガ、時代遅れのコンピューター。
2年前、性能に限界を感じて、中身をだいぶ入れ換えた。
CPUをG4の500MHzに交換し、メモリを差し替えて128+256にし、ATAカードを差してハードディスク40Gを増設。
また、外部機器の接続といえば当時はSCSIが当たり前だったのだが、いつの間にかUSBポートが主流になっていたので、USBカードを増設。
おまけに、外付けCD-Rドライブを分解して、オリジナルのCD-ROMドライブと入れ換えたりもした。
おかげでまぁ何とか「動かないわけでも無い」という程度には使えるようになったが、それでも実戦マシンとしてはキツかった。
今ではiTunesとメールソフトと画像のスキャニングくらいにしか使っていない。
20万円で買ったマシンを、4年後に10万円掛けてグレードアップさせても、結局2年で限界を感じてしまう。
コンピューターは金食い虫だなぁ・・・

2004.01.05 (mon)
問題は田中邦衛である。
他の役者、例えば地井武男クラスの俳優でもそうなんだが、
どんなに真剣な演技していても、役に成り切っていたとしても、役者は役者の目をしている。
脚本を読み、活字を理解し、自分の中で組み立て、カメラの前でそれをやる。
酔っ払いの役をやっている人でも、そういう理性のニオイを、目だけはしている。
画面で観る役者みんながそうなので、むしろ気にも留めていないのだが、田中邦衛だけは違うんだな。
歯はめったに磨かない、寝グセの髪が油っぽく頭皮にへばり付いている、字の読み書きができない、古い味噌汁の匂いのような体臭。
田中邦衛のビー玉みたいな目が、純朴というか白痴というか、そういう少し気の毒な人にすら思えてくるイメージを観てる側に植えつけてしまう。
その目があまりに自然なので、つい、富良野では田中邦衛が本当に農業をしながら細々と暮らしていて、
『北の国から』は数年に一度、東京から役者さんとカメラマンがやってきて田中邦衛の生活を収録する、半ドキュメントの番組にすら思えてしまう。
地井武男も岩城晃一も似合ってはいるし、まったく不自然ではないのだけど、ホントに富良野の山奥で材木屋・農家をやっているとは、観てて思わない。
やっぱり「東京の俳優さん」だとわかって観てしまう。
純と蛍は富良野に住んでいそうだけど、成長を番組と共にしてしまっているので、それは役者の質とは別の話しだろう。
やっぱり、田中邦衛なのである。
しかも黒板五郎は、地で演じているように見えるが、驚いた事にホントの田中邦衛は全然違う!
『徹子の部屋』かなんかで、インタビューに答えていた時の素の田中邦衛は、まず話し方が知的!!
黒柳徹子のマシンガンのような問いかけに、少ない言葉数で答えながらも、そのひとつひとつの言葉の選び方に知性・理性・品の良さすら、光っていた。
しかも、なんか、すんごいダンディ。アルマーニ着てMonoマガジンとかPenに出てきそうな、オーデコロンの香り漂う、「モテるだろうなぁ」って羨ましくなるくらいの、ビシッとキマッたカッコ良さ。
おかしいよなぁ・・・ああいう役者、・・・役者って言うか多重人格者なんじや無いのかなっていうくらい。
すごい人だなぁ。ああいう人には長生きしてもらいたいなぁ。もっともっと観たくなっちゃうんだな。

2004.01.04 (sun)
「北の国から」の最終話『遺言』を観た。
前に観た時も思ったんだけど、他の回と比べると、話が・・・だな。
たぶん登場人物が薄っぺらいんだと思う。内田有紀・唐十郎・柳場敏郎・竹下景子の息子・蛍の子供、最終話ってのに、今回初登場の人が多い。
草太兄ちゃんが死んでしまって、根暗な人ばっかりの登場人物になってしまって、ドラマ中のガス抜きキャラのポストとして必要に迫られて、柳場敏郎が出てきたのだろうけど、
やっぱり、浅いんだよな・・・
ドラマとしては、倉本聡の脚本は、それだけでもホントに素晴らしいんだけど、北の国からはそれだけじゃなかったんだな、きっと。
出演者からにじみ出る、個々の登場人物の背景ってものが実はとっても重要だったんだ。
ラーメン屋さんの、継ぎ足し継ぎ足しで作ってきた醤油ダレみたいなもので、スープ・麺・麺をどんなに上手にマネして作ってみても、熟成されたタレ深みがないとキマらないっていうか・・・
焼き鳥のタレとか、デミグラスソースとかと同じような。言いたい事、解っていもらえるかな?
たとえば、草太兄ちゃんがアップで映し出されれば、一瞬にして草太兄ちゃんの過去の色々な事が、観ている方にもイメージできていまう。
「ガハハハ!」って豪快に笑っているシーンを観ていても、同時に、声を押し殺して泣いている草太兄ちゃんもイメージできちゃう。
その、プラスとマイナスの振幅のハバって言うのかな、ボーっと観ていても人間の奥深さが見えてくる。
でも、柳場敏郎が「カッカカカ」って笑ってても、あぁ陽気な人なのね、で終わっちゃうでしょ。そういう意味で、ちょっと残念だったな。
数十年間にわたって、ひとの人生を丸ごと描いてしまった稀有なドラマだったのに、最終回で第一話のような薄さに戻してしまった。
せっかく煮込んだタレを、ジャボジャボ水で薄めちゃった感じ。
しかも、今回は物語の端々に年寄りの説教みたいな主観が垣間見えてしまっていた。
携帯メールの恋人も、視点を変えれば人間くさいエピソードになるのに、視点を変えられないステレオタイプの批判的な描き方。
昔の倉本聡なら、もっとみずみずしく描けたと思うんだけど、限界なのかな。歳を取りすぎてアタマが固くなってしまったのかな・・・、う〜ん、残念な引退。
 でも、好きですよ「北の国から」。そのうちDVDで全部揃えたいと思っているし。第一話からぜ〜んぶ一気に観たいと思う。
ホント無いもん、こんな素晴らしいドラマ。

2004.01.03 (sat)
神社・お寺でのお賽銭は、ポケットの小銭を全部と決めている。
先日の和紙貼りのとき、お昼ごはんを食べた後成り行きで、「お参りでもしていくか」って事になった。
ポケットの中には730円・・・・・一瞬悩んだが仕方がない、自分で決めた事。「ジャラジャラジャラ」・・・。
そのおかげなのか二日後、写真撮影の日、「雪」の予報が快晴に、奇跡みたいな日だった。
さて、今日は初詣、子供の頃から通っている、久米川の八坂神社。
ポケットには、十円玉数枚と、百円玉が7枚と、・・・・・・五百円玉が2枚
バ、バカな・・・僕はそのあたりに関して、かなり几帳面である。買い物をしても必ず、お札+端数の小銭、で支払う。
ポケットの小銭が999円を超える事は、10円玉が・100円玉が、4枚を超える事はないはずなのに。うそぉん・・・
半分カミさんに分けてやろうかと、思ったが、彼女の財布にも500円玉が。
「わたしも、小銭全部、マネしてるのよね・・・」うそぉ!
二人合わせて、3千円以上の小銭!!
しかしなぁ、撮影の日の奇跡も記憶に新しいし、今年は子供も生まれるし。
えぇい!ジャラジャラ、ガランガラン、パンパン!
今年一年、私と、私に関わりあるすべての人が、そこそこ幸せでありますように。

2004.01.02 (fri)
年賀状やっと終わりました。
明日郵便局に持って行きますので、みなさまのお手元に届くのは、週明けでしょう。
「あ〜ぁ、正月休みも終わっちゃったし、仕事かぁ・・・」とブルーになっているところへ、
『おめでとうございます!』って植木等のような場違いさで届くことになりそうです。
年末・正月と、雑務に追われてはいますが、毎日たっぷり10時間は寝ています。
観たいテレビも、録っておいた『北の国から』も、ガンガン観ています。
久しぶりに本棚から出したブラックジャックも、読み始めたら止まらなくなってしまったので、全25巻読みきってしまうつもりです。
仕事の電話が一本も掛かってこない幸せ!これだけでも結構心は休まります。
忙しい、忙しい、って、言っている分、けっこう楽しんでもいる正月なんです。はい。

2004.01.01 (thu)
あけましておめでとうございます。
年賀状づくりに追われている元旦です。
簡単にすませるとか、いっそのことやめちゃうとか、出来ないもんですねぇ・・・
正月とかお盆とか、帰省する場所のある方々が少しうらやましく思えます。
事務所兼自宅ですと、元旦だろうが関係なく、どうしても仕事をやってしまいます。
携帯電話のバッテリーもそうですが、使い切る→満充電→使い切る→満充電、が理想的なはずなんですよね。
ちょこっと充電できたからって、すぐに使い始めていたら、結局長持ちしないんですよね。
今年は、今までのがむしゃらのメチャメチャから、メリハリを効かせたスタイルにしていこう、と心に誓う、元日なのでありました。

さて、昨年12月のDailyはこちらか、
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